オープンセミナー WEB受講 エレクトロニクス化学建設・土木機械

粘着シート技術とその活用法着シート技術とその活用法

【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

粘着技術の基礎と応用力強化のための

用途が多岐にわたる粘着シートの構造・評価・活用法を、メーカー/ユーザー両視点から徹底解説します。粘着剤の種類や性能比較、設計上の注意点、最新の実用事例まで幅広く網羅し、製品開発・選定・応用提案に役立つ“実務で使える技術力”を習得できる特別セミナー!!

セミナー申し込み
開催日 2025年10月15日(水)
開催時間 13:00 〜 16:30
会場 ※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
受講料 1名:38,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:33,000円


※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

神上コーポレーション株式会社 代表取締役 鈴木 崇司 先生

機構設計、材料/構造アナリスト

元 富士通株式会社

略歴

神上コーポレーション株式会社 代表取締役
・共同技研化学 技術部/品質保証部/営業 次長(統括)※当時
・富士通株式会社 モバイルフォン事業部 第五技術部

参加団体
•未来共創イニシアティブ(ICF):三菱総合研究所
•DX事業協同組合
•神奈川同友会 北横浜支部
•ものづくりドットコム 専門家
•ワクコンサルティング ディレクターコンサルタント
•サイボウズパートナー レジスタード登録(kintone)

受講概要

プログラム

1.粘着シートの基本構成と加工、サプライチェーン

1-1. 基本構成

 ①両面テープ(ダブルセパ、シングルセパ)

 ②片面テープの構成要素(粘着剤、基材、セパレーター)

1-2. 粘着メカニズム

 ①粘着強度の考え方

  ・分子間力

  ・アンカリング効果(物理的なかかり)

 ②粘着の形態、種類、特徴

  ・有機溶剤系

  ・エマルジョン系

  ・固形系

  ・ホットメルト系

  ・モノマーバーシロップ系

 ③接着剤との違い、強度検討要素

1-3. 基本加工やサプライチェーン基礎

 ①基本加工の種類

 ②サプライチェーンの基礎

 

 

2.粘着シートの構成・種類・特徴

2-1. ベース/基材: テープの特性を大きく決める中心層

  ・材料

  ・厚み

  ・性能

2-2. 粘着層:材料選択によってテープの「顔」が変わる

  ・ゴム材料

  ・アクリル材料

  ・シリコーン材料

  ・ウレタン材料 他

2-3. 層構成:テープ開発においてコストと品質を大きく左右する要素

2-4. 防水テープの選定例

 

 

3.粘着シートの評価方法(メーカー視点)

3-1. JIS Z0237(2009) 粘着テープ・粘着シート試験方法

3-2. 主な試験方法

 ①粘着力/ピール試験

 ②剪断力

 ③タック試験

 ④伸び/引張試験

 ⑤定荷重保持力

 ⑥その他

 

 

4.粘着シート活用方法と選定時の留意点(ユーザー視点)

4-1. メーカー評価との視点の違い

4-2. 求められる評価

 ①粘着力

 ②光学スペクトル

 ③段差追従/曲面追従

 ④防水性

 ⑤リペア性

 ⑥その他(高温、低温、温度サイクル、長期、ウェザー試験)

 

 

5. メーカー紹介とその得意技術

5-1.河村産業株式会社

  ・塗工(クリーンコーティング加工)

  ・プラズマ表面処理

  ・スリット加工

  ・真空熱プレス加工

  ・フィルムシート加工 他

5-2. DIC株式会社:

 ①事業領域

 ②研究開発の強み

 ③防水テープの共同開発 #84シリーズ PEフォーム

 ④易解体ソリューション DSAシリーズ

  ・各種両面/片面テープ (最近トレンド)

5-3. 共同技研化学株式会社

 ①防水テープの共同開発 300Z 分子勾配膜

 ②無溶剤高透明メークリンゲル

5-4. ソマール株式会社:

 ①メーカー兼商社としての強み

 ②再剥離テープ ソマタック 各種

 ③耐熱UV剥離型粘着フィルム

 ④耐熱再剥離粘着フィルム

 ⑤耐熱帯電防止粘着フィルム

 ⑥耐熱永久接着フィルム

 ⑦その他、ソマタックWA(微粘着)、ソマタックUV(UV剥離)、ソマタックCR(冷却剥離)、ソマタックTE(熱剥離)

 ⑧ダイシングテープ、工程内部材

 

 

6.まとめ、質疑応答

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

ハード/メカの設計者

粘着シート開発に関連する方々

若手エンジニア

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)粘着シート開発の基礎

2)提案のポイント

3)粘着シートの活用方法

4)設計のポイント

講師の言葉

 接着シートは、その利便性と汎用性の高さから、電気・電子、自動車、医療、建築、土木、農業など、実に多岐にわたる分野で不可欠な存在です。特に、防水・防食、仮固定、表面保護、そして医療用途においては幅広く利用されていますが、その用途に応じて求められる機能や性質は大きく異なります。

 本講座では、「粘着技術」の肝となる部分に焦点を当て、化学と構造設計の融合技術を重視します。メーカー側とユーザー側の両視点から見た評価方法とその意図について深く掘り下げて解説。さらに、以下の内容を通じて、接着シートに関する包括的な理解を深めていただけます。

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