オープンセミナー 会場受講WEB受講 エレクトロニクスコンサルティング機械

モータ技術基礎実務入門(設計・選定・評価・保全)
~熱・絶縁/騒音・振動/トルク特性/信頼性/AIによる予兆診断~
【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

品質向上とトラブル未然防止のための

設計・選定・評価・保全を一貫して理解。熱・絶縁、騒音・振動(NVH)、トルク特性、信頼性の各要素を横断的に整理し、現場で使える判断力と対策力を習得できます。さらに状態監視やAIによる予兆診断の基礎も解説し、トラブル未然防止と品質向上に直結する視点を提供し、モータの基礎から実務までを体系的に学べる実践セミナー!

セミナー申し込み
開催日 2026年6月30日(火)
開催時間 10:00 〜 16:30
会場 TH企画セミナールーム 会場案内
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円


※消費税率10%込 ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト 製本資料

講師紹介

Nodaモータテック事務所 代表 野田 伸一 先生

工学博士 (モータ博士)

東芝,ニデックを経て現在に至る

略歴

1977年4月~2013年9月  :(株)東芝・電力社会システム技術センターに属し、回転機を研究・開発・電機応用システム開発部 回転機研究・部長
2013年10月~2023年7月 :ニデック(株)モータ中央基礎研究所 研究部門長
2023年8月~ Nodaモータテック事務所 代表

著作
(1) 1999年,電気設備に対する騒音対策,(株)フジ・テクノシステム出版,音の環境と制御技術   第Ⅱ巻 応用技術,166-177.
(2) 2006年,誘導電動機の電磁振動と騒音の解析技術,電気学会技術報告,誘導機電磁騒音解析技術調査専門委員会,第1048号.
(3) 2010年、電磁振動&騒音設計,第7章 モータ固定子鉄心に作用する電磁力による振動現象、(株)三松株式会社出版所,91-121.
(4) 2011年、「モータの騒音・振動とその低減対策」、発行所 (株)エヌ・ティー・エス
(5) 2011年、静穏化&快適化、設計技術ハンドブック,産業機械、(株)三松株式会社,丸善出版、  122-152.
(6) 2014年、「モータの騒音・振動と対策設計法」 科学情報出版(株)
(7) 2025年、「Q&Aによるモータ騒音・振動の基礎と対策全書」、発行所 (株)エヌ・ティー・エス

受賞歴
・1993年5月 ( 社 ) 電 気 学 会 論 文 賞  回 転 機 部 門
・2000年8月 ( 社 ) 日 本 機 械 学 会  オーディエンス賞
・2006年4月 ( 社 ) 日 本 電 気 協 会 関 東 電 気 協 会  最 優 秀 賞
・2006年11月 (財) 電 気 科 学 技 術 奨 励 会 電 気 科  学 技 術 奨 励 賞
・2008年4月 (社)日 本 電 機 工 業 会 電 機 工 業 技 術 功 績 者 表 彰  優 秀 賞
・2012年 5月( 財 ) 国 際 会 議 E L V C O N2 0 1 2  論 文 優 秀 賞

学会委員歴
・2006年 4 月:・機 械 学 会 運 営 委 員 ( 2 年 間 )
・2006年:電 気 学 会 ・ 電 磁 騒 音 委 員 会 会 員 ( 3 年 間 )
・2011年 9 月:国際音響学会 Internoise2011 の幹事委員・座長
・2013年 ~ 現 在 :モータ技術シンポジウム委員

受講概要

プログラム

1.モータの構造と回転原理の基礎
1.1 DC・AC・永久磁石・同期・誘導モータの違い
1.2 トルク発生メカニズムと用途別選定
1.3 高出力・小型軽量・高速回転への基本的考え方
1.4 モータ出力の計算(設計条件の整理、回転数の決め方、トルクとの関係)

 

 

2.熱・冷却・絶縁(高電圧対応を含む):設計・評価の基本
2.1 発熱要因と冷却方式の分類
2.2 絶縁材料の劣化と寿命設計の考え方
2.3 xEV(電気自動車)用途での高電圧対応の熱設計の勘所
2.4 温度上昇・熱抵抗の見方と評価(測定・判定の勘所)
2.5 絶縁診断と保全の基礎(耐電圧・部分放電・劣化兆候)

 

 

3.騒音・振動(NVH):発生メカニズム、評価、設計対策
3.1 電磁・構造・空力(ファン)起因の振動分類
3.2 固有振動数・共振・モード形状の理解
3.3 振動・騒音の評価の基本(FFT、次数解析、代表指標)
3.4 静音化設計の方向性とばらつき制御、共振回避法
3.5 IoTを応用した振動・音響計測(センサ選定、サンプリング、同期、データ収集・遠隔監視の基礎)

 

 

4.トルク特性(コギング/トルクリップル)と滑らかな回転設計
4.1 コギングトルクの発生要因
4.2 磁気設計・構造工夫による低減技術
4.3 トルク特性の評価(波形の見方、指標、回転むらの捉え方)
4.4 精密機器・xEV(電気自動車)向けの回転特性改善手法

 

 

5.品質・信頼性評価と状態監視の基礎、AIによる予兆診断入門
5.1 品質評価の基本と試験項目の体系化
5.2 故障解析と信頼性設計の実務的な進め方
5.3 軸受の寿命計算の設計方法(機械寿命L10の考え方、荷重条件、グリス寿命と温度の影響)
5.4 振動・電流データによる状態監視と予兆検知の考え方
5.5 AI手法の概要(マハラノビス・タグチ法(MT法)、クラスタリングほか)

 

 

6.Q&A・事例紹介・学びの整理(現場での活かし方)
6.1 よくある質問と現場での活用事例
6.2 モータ全般の理解の整理と今後の展望

 

7.質疑・応答

受講形式

会場・WEB

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

・【分野】モータ/モータ応用機器のメーカー、部品・材料メーカー(磁性材、巻線、絶縁、軸受など)、およびユーザー企業(設備・装置、輸送機器、家電、産業機械、xEV関連)
・設計・開発(電磁気/機構/熱/絶縁)、制御・インバータ、評価・試験、
製造技術、生産、品質保証、信頼性、保全・サービス
・営業・技術営業、調達・購買(仕様調整、選定・評価に関わる方)
・初心者〜中堅の技術者(基礎〜実務のつながりを整理したい方)
・中堅〜ベテラン
(熱・NVH・トルク・信頼性を横断して見直し、課題解決の引き出しを増やしたい方)

※モータシステム(選定・運用・メンテナンス)の方にも、評価指標の読み方と対策の方向性がつかめる内容です。

予備知識

・本講座は、モータに関心のある技術者の方であれば、どなたでもご参加いただけます。
・予備知識は問いません。講義内で必要な基礎から丁寧に解説します。

【推奨する基礎知識】
・機械/電気の基礎(力学・材料・電磁気・回路:用語レベルでOK)
・モータ/インバータの基本(代表的なモータ種類、インバータ駆動、基本用語)
・騒音・振動(NVH)の基礎(音圧、周波数、加速度、共振:初歩)
・測定の基礎とデータの見方(センサ、波形、FFTなど:概要)
・熱・冷却/絶縁の基礎(温度、熱抵抗、絶縁クラス:用語レベル)
・信頼性評価/状態監視の基礎(故障モード、劣化、異常検知:考え方)※AIは数式より概念中心

習得知識

1)モータの構造、回転原理、トルク発生メカニズムを説明できる
2)熱(発熱・冷却)と絶縁(高電圧対応を含む)の設計・評価の基本を理解できる
3)騒音・振動(NVH)の発生要因、評価手法(FFT・次数解析)と設計対策の考え方をつかめる
4)コギング/トルクリップルの評価指標と、低減に向けた設計アプローチを理解できる
5)品質・信頼性評価の進め方と、状態監視/AIによる予兆診断の基本的な考え方を理解できる
6)計・評価・保全の各場面で、課題整理〜対策立案までの見通しを持って検討できる など

講師の言葉

 設計・評価・保全の“つながり”を整理し、現場で使える観点(チェックポイントと考え方)を持ち帰れます。モータは家電から産業機械、電動車(xEV)まで幅広い分野で不可欠な駆動源です。一方で近年は小型・軽量・高速化と高効率の両立が進み、熱(冷却)・絶縁、騒音・振動(NVH)、トルク脈動、品質・信頼性など“総合設計”の難易度が高まっています

 本講座では「メーカー側(設計・製造・品質)」と「ユーザー側(選定・評価・運用・保全)」の両視点から、現場で起こりがちな課題を共通言語で整理します。熱で限界が決まる理由、音・振動の発生、トルク変動の捉え方といった“現象”を起点に、設計パラメータ・評価指標・対策方針をつなげて理解できるよう構成しました。

 基礎から実務の流れに沿って体系的に学び、明日からの設計検討・評価・保全で使えるチェックポイントと考え方を持ち帰っていただきます。さらに、状態監視とAIによる予兆診断の入口まで扱い、品質向上とトラブル未然防止に役立つ視点も提供します。

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