正論だけでは動かない組織を、どう動かすか

~専門性のその先へ。「組織の力学」を読み、仕事を前に進める7つの力~

【対面受講(東京港区)/ WEB受講 対応】

【第1期生限定・定員10名】

TH BUSINESS NIGHT SCHOOL|第1期生募集

第1期生限定・定員10名|少人数制

8週間・全8回|実践ワーク

最終成果物:MY BUSINESS IMPACT MAP アクションプラン

8週間で「仕事を動かす力」を体系化。
自分のリアルな案件を題材に、組織の力学を読み解き、具体的なアクションまで設計します。

セミナー申し込み
開催日 2026年10月20日(火) 〜 2026年12月17日(木)
開催時間 19:00 〜 21:20
会場
受講料 198,000円
※消費税率10%込 ☆第1期生限定|49,500円相当の受講特典
TH企画主催の技術セミナーから、お好きな1講座を無料で受講いただけます。
テキスト PDF資料

講師紹介

株式会社TH企画  代表取締役  魚住 裕典

ユーキャスト合同会社 代表
特定非営利活動法人 日本交渉協会 幹事
アストラゼネカ(株),武田薬品工業(株)にてマーケティング部 プロダクトマネージャーを経て現在に至る

略歴

製薬業界において約20年にわたり、MR(医薬情報担当者)、マネージャー、マーケティング、ブランドマネージャーとして幅広い業務に従事。
マーケティング部門では、グローバル売上2,000億円規模のオンコロジー製品においてブランドマネージャーを務め、製品戦略および市場拡大を推進した。医療関係者やベンチャー企業との連携を通じ、新製品の導入・市場浸透に向けた多くのプロジェクトおよび交渉を経験。
その後、製造業エンジニア向けの技術者教育・コンサルティング企業の経営を継承。事業ポートフォリオの拡大と新規事業開発を推進している。
現在、ベンチャー企業も創業し、日本のブランド米をシンガポールへ輸出する事業を展開。稲作を通じた社会課題の解決にも取り組んでいる。
元空手道日本代表。アジア環太平洋大会チャンピオンの実績を持つ。

1999年4月~2002年7月 AstraZeneca株式会社 

2002年8月~2019年3月 武田薬品工業株式会社  

     この間、米国留学、MBA取得、ISL(NPO)国内留学を経験

2019年4月 株式会社TH企画 参画

2020年4月 同社 代表取締役

Japan Society for Negotiation Studies Certified Negotiation Analyst Level 1

日本交渉協会 幹事

受講概要

プログラム

第1回|VALUE & EVALUATION

なぜ「実力」と「評価」は一致しないのか

1.仕事のステージが上がると「成果の出し方」はどう変わるのか

・「自分が成果を出す」だけでは足りなくなる理由

・プレイヤーとしての成果と、組織人としての成果の違い

・仕事のステージが上がるほど増える「自分ではコントロールできないもの」

・人・部署・上司・経営層を通じて成果をつくるという発想

2.「頑張っているのに評価されない」はなぜ起こるのか

・成果と評価は必ずしも一致しない

・「自分が価値だと思っているもの」と「会社が価値だと思っているもの」

・誰が自分を評価しているのか・評価者は何を見ているのか

・成果だけでなく「期待」が評価を左右する

3.自分を取り巻く「評価構造」を読む

・上司だけが評価者とは限らない

・顧客・他部署・経営層・プロジェクトメンバーからの評価

・FORMALな評価とINFORMALな評価

・自分の仕事が誰の成果につながっているのか

4.自分の価値を再定義する

・「何ができる人か」から「何を動かせる人か」へ

・専門性だけに依存しない価値のつくり方

・これからのキャリアで期待される役割を考える

WORK|VALUE & EVALUATION MAP

自分は「誰から」「何を期待され」「何によって評価されているのか」を可視化する。


 

 

第2回|KEY PERSON

組織図には載っていない「本当のキーパーソン」を見抜く

1.組織図と「実際に仕事が動く構造」は違う

・役職=影響力ではない

・意思決定者だけを見ていると仕事が進まない理由

・組織の「公式ルート」と「非公式ルート」

・情報・信頼・経験によって生まれる影響力

2.仕事を動かす人を分類する

・DECISION MAKER|最終的に決める人

・INFLUENCER|判断に影響を与える人

・GATEKEEPER|情報やアクセスを握る人

・SUPPORTER|推進を助ける人

・BLOCKER|止める可能性のある人

3.「誰に説明するか」ではなく「誰から動かすか」

・キーパーソンを見誤る典型パターン

・意思決定者に直接行けばよいとは限らない

・誰が誰を動かせるのかを見る

・人間関係と影響経路を考える

4.自分の案件の意思決定構造を可視化する

・表面的なステークホルダーを書き出す

・隠れたキーパーソンを探す

・影響力の強弱を見る

・最初に働きかけるべき人物を決める

WORK|KEY PERSON MAP

自分のリアルな案件を使って「意思決定者・影響者・推進者・阻害者」の関係を一枚にする。


 

 

第3回|PRE-ALIGNMENT

重要な会議ほど、会議前に勝負は始まっている

1.なぜ「会議で正しく説明したのに」通らないのか

・会議を意思決定のスタート地点だと思わない

・人は会議の場だけで判断しているわけではない

・公の場では意見を変えにくいという人間心理

・「初めて聞きました」が生む抵抗

2.PRE-ALIGNMENTとは何か

・日本的な「根回し」と何が違うのか

・PRE-ALIGNMENT=事前合意形成の設計

・誰に、いつ、どこまで話しておくのか

・賛成を取り付けるだけが目的ではない

3.会議前に確認すべき4つのこと

・賛成してくれそうな人は誰か

・反対する可能性がある人は誰か

・どんな懸念を持っているのか

・何を修正すれば合意できるのか

4.会議を「説得の場」から「確認の場」に変える

・個別対話 → 修正 → 再確認 → 会議

・反対意見を事前に取り込む

・キーパーソンとの接触順序を設計する

・会議当日にサプライズを作らない

WORK|PRE-ALIGNMENT PLAN

次の重要会議を題材に「誰に・いつ・何を・どの順番で話すか」を設計する。


 

 

第4回|FRAMING

「正しい説明」を「相手が動く説明」に変える

1.なぜ正論だけでは人は動かないのか

・「正しい」と「動きたい」は違う

・自分の論理で説明してしまう罠

・相手は「自分にとってどうなのか」で判断する

・同じ提案でも受け止め方が変わる理由

2.相手の「判断軸」を読む

・経営者が見るもの

・上司が見るもの

・現場が見るもの

・他部署が見るもの

・顧客が見るもの

3.FRAMINGで提案を組み替える

・WHAT:何をするか

・WHY:なぜ必要なのか

・VALUE:相手にどんな価値があるのか

・RISK:やらない場合に何が起こるのか

・TIMING:なぜ今なのか

4.一つの案件を複数のフレームで語る

・技術フレーム

・経営フレーム

・顧客フレーム

・リスクフレーム

・キャリア/評価フレーム

WORK|FRAMING CANVAS

自分の提案を「自分が言いたい説明」から「相手が動く説明」へ書き換える。


 

 

第5回|BOSS MANAGEMENT

上司を「承認者」だけで終わらせない

1.上司との関係を再定義する

・上司=自分を管理する人、だけではない

・上司が持っている「資源」を理解する

・権限・情報・人脈・信用・経営層へのアクセス

・上司を仕事のレバレッジとして考える

2.上司は何を見ているのか

・上司自身にも評価者がいる

・上司が背負っている目標・責任・リスク

・「自分の仕事」だけを説明しても動かない理由

・上司の評価構造と自分の仕事を接続する

3.上司を動かすコミュニケーション

・報告と相談を使い分ける

・「どうしましょう?」から卒業する

・選択肢を持って相談する

・上司が上に説明しやすい材料を渡す

4.上司を「スポンサー」に変える

・自分ではアクセスできない人物につないでもらう

・上司の信用を借りる

・自分の提案を上司自身の言葉で語ってもらう

・上司とのWIN-WINを設計する

WORK|BOSS LEVERAGE MAP

上司が持つ「権限・情報・ネットワーク・信用」を整理し、自分の案件でどう活用できるかを考える。


 

 

第6回|INTEREST

反対者を説得する前に、「本当の利害」を見る

1.人はなぜ「正しい提案」に反対するのか

・反対=理解不足とは限らない

・表面的な主張「POSITION」と本当の利害「INTEREST」

・人は合理性だけで意思決定していない

・「反対者=敵」という見方を捨てる

2.相手が本当に守っているものを探る

・評価

・予算

・権限

・責任

・既存業務

・人間関係

・失敗リスク

・過去の意思決定との整合性

3.利害関係を構造化する

・誰が得をするのか

・誰が損をするのか

・誰の仕事が増えるのか

・誰がリスクを負うのか

・表に出ていない利害は何か

4.「説得」から「利害調整」へ

・相手を論破しない

・条件を変える

・選択肢を増やす

・交換可能な価値を探す

・全員100点ではなく「動ける合意」をつくる

WORK|INTEREST MAP

自分の案件について、主要人物それぞれの「主張・本当の利害・懸念・得失」を整理する。


 

 

第7回|POWER PORTFOLIO

役職がなくても、人を動かす力は持てる

1.「POWER=役職」という思い込みを外す

・組織に存在するさまざまなPOWER

・役職がなくても影響力を持つ人の特徴

・なぜ「あの人に言われると動く」が生まれるのか

2.自分が持っているPOWERを棚卸しする

例えば、

POSITION|役職・権限

EXPERTISE|専門性

INFORMATION|情報

NETWORK|人脈

TRUST|信頼

TRACK RECORD|実績

ACCESS|キーパーソンへのアクセス

3.POWERは「持つ」だけでは意味がない

・どの場面で、どのPOWERを使うのか

・一つのPOWERに依存するリスク

・専門性だけで勝負する人の限界

・POWERを組み合わせるという考え方

4.これから意図的に影響力をつくる

・誰との関係を構築するか

・どんな情報を持つべきか

・どんな専門性を強化するか

・どんな実績を意図的につくるか

・半年後のPOWER PORTFOLIOを設計する

WORK|MY POWER PORTFOLIO

自分の7つのPOWERを可視化し、「強い力・弱い力・これから構築する力」を決める。


 

 

第8回|MY BUSINESS IMPACT MAP

7つの力を、自分のリアルな仕事に実装する

1.7つの力を統合する

・VALUE & EVALUATION

・KEY PERSON

・PRE-ALIGNMENT

・FRAMING

・BOSS MANAGEMENT

・INTEREST

・POWER PORTFOLIO

2.「仕事が進まない原因」を7つの視点から診断する

・本当に問題は能力なのか

・評価構造を読み違えていないか

・キーパーソンを間違えていないか

・事前合意が不足していないか

・説明のフレームが相手とズレていないか

・上司の力を使えているか

・利害対立を見落としていないか

・自分に必要な影響力は何か

3.自分のリアル案件を「BUSINESS IMPACT CASE」として分析する

・今、動かしたい仕事は何か

・誰を動かす必要があるのか

・どこで止まっているのか

・7つのうち、ボトルネックはどこか

・次に打つべき一手は何か

4.MY BUSINESS IMPACT MAPを完成させる

「自分が生み出す価値」を起点に、評価構造・キーパーソン・利害関係・事前調整・フレーミング・上司・影響力を一枚のMAPに統合する

5.ACTION PLAN

  • 明日から変える行動

  • 動かす相手

  • 動かしたい案件

  • 新たに構築する人間関係

  • 強化するPOWER

  • 自分自身の「仕事の進め方」をどう変えるか

FINAL WORK|MY BUSINESS IMPACT MAP + ACTION PLAN

※プログラム内容は、変更になる可能性があります。

受講形式

対面受講を推奨

本プログラムは、少人数での対話・ディスカッション・実践ワークを重視するため、原則として対面受講を推奨しています。

遠方にお住まいの方や、勤務上継続的な来場が難しい方については、WEBクラスでの受講も可能です。

また、対面クラスを欠席された場合は、同一回のWEBクラスへ振替受講が可能です。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

製造業の研究開発・設計・製造・生産技術・品質保証などを中心とした、中堅技術者・リーダー・管理職候補の方

特に、次のような方におすすめします。

・技術力・専門性だけでは、仕事を前に進めることが難しくなってきた方

・研究開発、設計、製造、生産技術、品質保証などで、他部署との連携・調整が増えてきた方

・主任・係長・プロジェクトリーダーなど、自分だけでなく周囲を動かし成果を出す立場になった方

・良い技術・良い提案なのに、社内でなかなか承認されない、採用されないと感じる方

・上司、他部署、経営層など、自分に直接の権限がない相手を動かす必要がある方

・会議、根回し、社内調整、利害調整などを、経験則ではなく体系的に学びたい方

・将来、管理職・技術リーダー・プロジェクト責任者として、より大きな仕事を動かしたい方

※研究開発・設計・製造・品質保証等の技術職を主な対象としていますが、企画・営業・マーケティング・知財など、部門横断で仕事を進める方にもご参加いただけます。

予備知識

特別な予備知識は必要ありません。

経営学・組織論・リーダーシップ等の専門知識は必要ありません。

ご自身の仕事や組織での経験をもとに、ケーススタディやディスカッション、実践ワークを通じて学んでいただきます。

なお、各回では実際の仕事を題材にしたワークを行うため、現在の業務で「動かしたい案件」「なかなか前に進まない仕事」「関係者との調整が必要なテーマ」など、一つイメージしてご参加いただくと、より実践的に学んでいただけます。

習得知識

専門性や実務能力だけに頼るのではなく、人や組織を通じて仕事を前に進め、成果につなげるための実践的な考え方とスキルを習得します。

・自分の成果・役割・期待を捉え直し、組織の「評価構造」を読み解く考え方

・組織図や役職だけでは分からない、意思決定者・影響者・キーパーソンを見抜く方法

・会議や正式提案の前に関係者との合意形成を進める、事前調整の進め方

・「正しい説明」を「相手が動く説明」へ変える、FRAMING(伝え方・見せ方)の技術

・上司を単なる承認者ではなく、仕事を前に進める力として活かすボスマネジメントの考え方

・反対意見や対立の背景にある、相手の立場・利害・評価・リスクを読み解く方法

・役職や権限だけに頼らず、専門性・情報・信頼・人脈などを活用して影響力を構築する方法

・仕事が進まない原因を「7つの力」から分析し、次に誰に、どのように働きかけるべきかを設計する方法

・自分自身のMY BUSINESS IMPACT MAPを作成し、実際の仕事に落とし込む方法

講師の言葉

 仕事の経験を重ねるほど、仕事の難しさは『専門性』だけでは解決できなくなっていきます。良い技術、正しい提案、十分なデータがあるのに、なぜか仕事が前に進まない。会議で説明しても承認されない。他部署との調整に時間がかかる。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

 私自身、外資・内資・大手・中小企業でのビジネス経験を通じて、優れた技術やアイデア、正しい提案が「組織の力学」によって立ち止まってしまう場面を何度も見てきました。そこで求められるのは、泥臭い駆け引きではなく、「誰が意思決定に影響を与えているのか」「相手は何を大切にしているのか」「どの順番で話すのか」など、表からは見えにくい組織の力学を読み解き、健全に仕事を動かす力です。こうした組織の力学は、ときに「社内政治」と呼ばれ、ネガティブに捉えられることがあります。しかし、本来必要なのは派閥や駆け引きではありません。人と組織の現実を理解し、利害を調整しながら仕事を前に進める力です。

 しかし、これらの力を体系的に学ぶ機会は、会社でも一般的なビジネススクールでもほとんどありません。本講座は、知識を学ぶだけの場ではありません。皆さん自身のリアルな案件を題材に、仲間と考え、議論し、現場で実践する8週間です。

専門性の、その先へ。 一緒に「仕事を動かす力」を磨いていきましょう。

第1期スケジュール

第1期 開催日程

  対面クラス(火曜日)  |  WEBクラス(木曜日)
10月   20日・27日    22日・29日
11月   10日・17日・24日    12日・19日・26日
12月            1日・  8日・15日      3日・10日・17日

時間:19:00~21:20

対話・ディスカッション・実践ワークを重視するため、火曜日の対面クラスへの参加を推奨しています。

勤務や出張等の都合で対面参加が難しい場合は、同一週の木曜日WEBクラスへの振替受講が可能です。

また、当該週に受講できなかった場合は、次期クラスへの振替受講も可能です。

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