受講概要
プログラム
1. 設計品質を向上させるための考え方
1-1 品質とは
1-2 再発防止と未然防止
1-3 品質を確保するための5つのポイント
1-3-1 組織文化
1-3-2 人材
1-3-3 設計資産
1-3-4 マネジメント
2. 設計FMEAの考え方と標準的な方法
2-1 FMEAとは何か
2-2 FMEAを成功させるためのポイント
2-3 JISにおけるFMEAの標準的な手順
3. 実務における実践的なFMEAの実施方法
3-1 FMEAのバリエーション
3-2 FMEAを実務に組込む上でのポイント
3-2-1 解析対象の選び方
3-2-2 故障原因と対策
3-2-3 誰がFMEAに参加するか
3-2-4 リスクアセスメントとFMEA
3-2-5 その他のポイント
3-3 ワークシートのカスタム例
3-4 身近な製品におけるFMEA実施例
3-5 FMEAの問題点と対策
3-6 FMEAの事例を演習
3-6 生成AIによる気づき支援
4. FTAの考え方と実施方法
4-1 FTAとは何か
4-2 FTAの基本的な考え方と手順
4-3 FTAの事例と演習
質疑・応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
設計担当者・マネージャー
品質部門担当者・マネージャー など
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)品質向上の取組みの進め方がわかる
2)FMEAの基本的な考え方と実務での活用方法がわかる
3)FTAの基本的な考え方と実務での活用方法がわかる
講師の言葉
製品の不具合は通販サイトの口コミやSNSで瞬く間に拡散していきます。公的機関による製品事故
リコールの情報公開も進みました。品質の8割が設計段階までに決まるといわれており、設計部門にお
ける取組みが極めて重要だといえます。設計品質を向上させるための有効手段の一つがFMEAとFTAです。多くの企業がFMEA・FTAに取組んでおり、うまく使いこなすことができれば、大きな効果を発揮します。
しかし、なかなかうまく進められないという声をよく聞きます。また、多くの解説書やセミナーがありますが、難解かつ複雑なものが多く、簡単には真似できません。
そこで、本セミナーでは難解な解説は極力避け、FMEA・FATの基本からできるだけわかりやすく解説します。設計部門でFMEA・FTAの導入を自分の手で行ってきた講師が担当し、実務で使えることを重視した内容にしています。