受講概要
プログラム
第1章 料理よりやさしい機械設計
1-1 なぜ、機械設計が料理よりやさしいのか?
1-2 間違いだらけ:機械設計の開発ステップ
1-3 昭和初期のポンチ絵から概略構想図へ
第2章 企画書って何? 仕様書って何?
2-1 料理の企画書よりもやさしい機械設計の企画書
2-2 企画書がない場合は仕様書がある
2-3 企画書の作り方(簡易版)
第3章 設計書って何?どうやって作るの?
3-1 料理のレシピよりもやさしい機械設計の設計書
3-2 高速設計からみた設計書とは
3-3 事例:おもちゃのトロッコによる設計書の作り方(前編)
第4章 今どきポンチ絵?3次元CADによる構想設計のやり方
4-1 間違った設計法は取り返しがつかない
4-2 事例:おもちゃのトロッコによる設計書の作り方(後編)
4-3 ポンチ絵を卒業して、概略構想図はどうやって描くの?
4-4 時代はDQD(簡易設計書)へ
第5章 どうやるの?コスト見積りと低コストの判断
5-1 間違いだらけ:専門書におけるコスト情報の欠落
5-2 設計見積りとは:設計見積りの公式集
5-3 事例:おもちゃのトロッコによる設計見積り(樹脂編)
5-4 事例:おもちゃのトロッコによる設計見積り(板金編)
質疑・応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステム使用したオンライン配信(録画視聴無し)となります。
※セミナー内容を、確実に実践に活かしていただけるよう復習ツールを講師からご提供します。
また、受講後も、講師への質問をお受け致します。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
・企業の開発、設計、生産技術関連の技術者(機械系)
・企業の開発、設計、生産技術関連の管理職(機械系)
・企業の開発、設計、生産技術関連への異動者(機械系)
・企業の商品企画部、研究部 ・企業の技術教育部門(機械系)
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)機械設計の開発ステップ
2)企画書の作り方
3)設計書の作り方
4)3次元CADによる構想設計
5)コスト見積りと低コストの判断 など
講師の言葉
一流の職人を目指す人が、初めから間違った手法で仕事を続けていくと「我流」や「自己流」になってしまいます。いずれ、これが「主流」だと思い込み、他人に指摘されると憤慨します。したがって、二度と正統派の基本形には戻れません。
ところで、現在、日本の機械設計の指導内容は、・・・
① 設計者として最も重要な設計書の解説がない
② 設計書を審査するはずの設計審査の解説がない。
③ 昭和初期のポンチ絵を未だに指導している。
結局、何一つ、設計ができない指導内容が氾濫しています。
一方、料理の世界はいかがでしょうか?我流や自己流では客が付きません。 料理は基本形が重要であり、何年もかけて習得します。これを「修行」と呼びます。 あなたが設計職人を目指すなら、設計の基本形を学ぶことが肝要です。そして、その基本形を徹底して体に覚えこませることが「修行」です。
そこで、本セミナーは料理を手本に、「機械設計のやさしい料理教室」を目指しました。 設計実務の流れに沿った全体を把握するとともに、機械設計に関する一品でもよいから料理(設計)ができるまでを導きます。また、ポンチ絵などの古臭い設計慣習を排除し、圧倒的な速さを満たす新構想設計力を養います。
進呈
講師著書:「ついてきなぁ!機械設計の企画書と設計書と構想設計」を進呈します。
メインテキストとして本書籍を使用いたします。
受講者の声
企画書と設計書の違いと、設計書の作り方と有用性についてとてもよい学びの機会となりました。また質問にも回答頂けて嬉しく思います。実際の業務へ活用します。ありがとうございました。
具体的な事例を挙げながら説明されていたので、とても分かりやすかったです。普段の業務に活用していきたいと思いました。
実務に応用できる内容でした。
内容が濃く、詰まっていた。理解はできたので、後は反復練習をする必要があると感じた。とても勉強になるセミナーでした。