受講概要
1. 異文化理解
(1)価値観・文化と人の
行動の関係
a. 文化の構造(玉ねぎ型モデル)
b. ホフステードの6次元モデル
・各国のメンタルイメージ
・日本のメンタルイメージの
特殊性
c. 各国のコミュニケーション、
ビジネス文化の違い
・見解の相違
・マイナス評価の伝え方
・スケジュール
(2)異文化環境で働くために
必要な特性
2. 外国人社員(日本語人材含む) とのコミュニケーション
(1)コミュニケーションの基本(傾聴・質問)
(2)外国人社員との
コミュニケーションの留意点
・外国人とのコミュニケーション
の基本
・業務の教え方・依頼の仕方
・専門用語の伝え方
3. 外国人社員の育成・指導
(1)外国人社員の退職理由
(2)人材育成(OJT)・
指導の基本
(3)外国人社員の育成・指導の
留意点
・早めのステップアップを望む
外国人への対応
・育成計画の留意点
・人材育成・指導の際の
評価・承認(ほめる・しかる)
・フォロー面談の留意点
4.トラブルマネジメント
(1)情報漏洩
・外国人研究員による
研究データ漏洩事件
・漏洩リスクへの重層的な対策
(2)就業に関するトラブル
まとめ
まとめ
質疑・応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
外国人社員と接点のある管理職・実務担当者
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)各国の文化・価値観の違いと日本の特殊性
2)外国人社員(日本語人材含む)とのコミュニケーションの留意点
3)外国人社員の育成・指導の留意点
4)情報漏洩等のトラブルマネジメント など
講師の言葉
昨今、残業などの労働規制強化、人手不足、コンプライアンス意識の高まり、情報技術の高度化などにより、マネジメント層に要求される業務が質・量共に増大しており、マネジメント層の疲弊が大きな問題になっています。マネジメント層が疲弊から脱却し、自分達のやるべき業務に注力していくためには、職場全体の生産性向上が必要不可欠であり、マネジメント層のコミュニケーションや人材育成のスキルアップが極めて重要となります。コミュニケーションや人材育成の基本は、日本人も外国人も同じです。しかし、文化・価値観・語学力などが異なる外国人に対しては、外国人ならではの配慮が必要となります。
本セミナーは、コミュニケーションや人材育成の基本を改めて確認した上で、外国人社員に対して、どのようなところに留意すべきかについて解説します。
具体的には、①各国の文化・価値観の違いと日本の特殊性、②外国人社員(日本語人材含む)とのコミュニケーション、③外国人社員の育成・指導、④情報漏洩等のトラブルマネジメントを解説します。