オープンセミナー 会場受講WEB受講 エレクトロニクス機械

構想設計段階から活用する構想CAE

【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

構想CAEで設計力革新

「検証CAE」から「構想CAE」へ!今、設計者に求められる“攻めの解析力”を実践で習得できます。

シミュレーションは後工程では遅すぎる…構想段階からCAEを活用することで、設計の質を飛躍的に高め、手戻りを防ぎます。解析のツボとノウハウを徹底解説、CADとの連携・評価法・設計改善まで一気通貫で習得できる特別セミナー!!

セミナー申し込み
開催日 2025年10月10日(金)
開催時間 10:00 〜 16:00
会場 TH企画セミナールーム 会場案内
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円


※消費税率10%込 ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト 製本資料

講師紹介

3Doors株式会社 代表取締役 高橋 和樹 先生

SOLIDWORKS社 ソリューションパートナー 東京大学 工学部 非常勤講師(3次元設計)

略歴

1983~1987 山形大学工学部
1987~1997 オーディオメーカーの設計者
1997~2010   3次元CADベンダーにて3次元設計コンサルタント
2011~      3Doors株式会社
2017~            東京大学工学部 非常勤講師

現在は、3Doorsを立ち上げ、3次元設計やSolidWorksに特化した公差設計および運用、 6σ(シックスシグマ)による開発プロセス支援、教育やコンサルティングなど、 特に3次元化により全社的な最適化を推進することを得意分野としている。 SOLIDWORKS社ソリューションパートナー 東京大学工学部非常勤講師(3次元設計)

著書

めっちゃ、メカメカ! 強度設計-壊れない部品のカタチって、どうやって決めるん! 日刊工業新聞社

主な活動

製造業に対する3次元設計導入支援、設計者CAD導入支援、 (顧客:半導体製造装置、工作機械、産業機械、フェライト製造)

受講概要

プログラム

1.強度計算の基礎とCAEの利点
1-1 強度確認に必要な応力と歪み
1-2 応力とひずみの関係を確かめる
1-3 CAE(構造解析)による応力計算
1-4 材料力学による強度計算の限界とCAEの利点

 

 

2.計算結果の表示と評価
2-1 変位の見方と解釈
2-2 応力の見方と解釈

 

 

3.解析結果への影響因子と改善の考え方
3-1 変位・固有振動数へのメッシュ分割の影響
3-2 応力(ひずみ)へのメッシュ分割の影響
3-3 荷重の影響
3-4 分割が粗いために発生する問題
3-5 みんな躓くメッシュ・境界条件の正しい設定

 

 

4.基本要素の検討でCAEを適用・アセンブリへの適用のコツを掴む
4-1ブラケット部品を題材にCAEの計算結果の評価方法を知る
 4-1-1 ブラケット部品の強度をCAEで評価してみます
 4-1-2 CAEでより良い設計案をみつけてみよう
4-2 板金部品の強度をCAE(構造解析)で計算する
 4-2-1 板金の穴形状が強度にどのくらい影響するか調べる
 4-2-2 切り欠きを持つ板金形状の強度を調べます
 4-2-3 板金部品の板厚が強度にどのように影響するか調べる
 4-2-4 リブ(曲げ)をつけると板金部品の強度は上がるか
4-3 シャフト部品の強度をCAE(構造解析)で計算する
 4-3-1 段付きシャフトの強度はどうなるか
 4-3-2 段の位置による強度変化
4-4 梁(はり)の強度をCAE(構造解析)で計算する
 4-4-1 梁(はり)の曲げに対する強度
 4-4-2 梁の断面形状別の曲げに対する強度
 4-4-3 梁の断面形状別のねじりに対する強度 

 

 

5.剛性・強度を確認しながらの設計の進め方
5-1 3DCADとの併用による設計者CAEの実現
5-2 設計者CAEは2次要素・線形解析で行おう
5-3 剛性検討の進め方
5-4 強度検討の進め方

 

 

6.CAEを活用した効率的な構想設計(構想CAE)の進め方と設計品質の向上
6-1 CAEを活用した新たな構想設計
6-2 構想CAEの効果(構想設計の効率化・高品質化など)
6-3 構想CAEの進め方

 

 

質疑・応答

受講形式

会場・WEB

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

これからCAEを利用する設計者

構想段階でのCAEを検討している設計者

CAEのメリットが知りたい設計者

予備知識

機械設計一般、材料力学、3DCADスキルがあれば理解が進みます。

習得知識

1)構想CAEの利用
2)CAE利用時の各種ノウハウ
3)CAE解析結果の診断スキル
4)CAE関連の社内運用方法 など

講師の言葉

 従来の設計者CAEは、設計完了後に問題を検出する検証型で、手戻りが多く非効率だった。これは2次元設計時代の名残で、経験や勘に頼って設計が進められていたため、初期段階で問題を把握するが困難だった。

 一方、構想CAEは設計初期からシミュレーションを活用し、経験や勘を数値で裏付る「攻めの解析」を行う。これにより、設計の質向上や手戻りの削減が可能となり、効率的で合理な設計が実現できる。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次