水素貯蔵・輸送技術その課題

~最新動向と水素エネルギー社会実現へのチャレンジ~

【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

貯蔵・輸送技術習得のための

「水素社会がなぜ進まないのか?」その根本課題を技術と政策の両面から徹底解説します!

高圧・液体・固体など多様な貯蔵・輸送技術の最前線を学び、商用化への現実的アプローチと政府支援の最新動向を体系的に把握できる必見の一日集中講座!!

セミナー申し込み
開催日 2025年9月29日(月)
開催時間 10:00 〜 16:00
会場 ※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円  
※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

九州大学 名誉教授 秋葉 悦男 先生

理学博士

略歴

1979年 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)

1979年-2010年 国立研究開発法人産業技術総合研究所入所

2010年-2017年 九州大学工学研究院教授、カーボンニュートラル・エネルギー研究所部門長

2017年〜 九州大学名誉教授

2025年〜 東京大学先端科学技術研究センターアドバイザー

著作

「水素エネルギーと材料開発」他多数

所属学会・協会

日本金属学会

水素エネルギー協会

電池技術委員会

中性子学会

役職・活動状況

水素エネルギー協会 監事

JST 評価委員

受講概要

プログラム

 1.水素と水素エネルギー

 1−1 水素について基礎知識

 1−2 わが国における水素の現状

 1−3 外販水素の貯蔵・輸送法

 1−4 水素エネルギーとは

 

 

2.水素の貯蔵・輸送技術

 2−1 物質の三態と水素貯蔵・輸送技術

  2−1−1 気体

   ①高圧ガス

  2−1−2 液体

   ①液体水素

   ②有機ハイドライド

   ③アンモニア

   ④合成燃料

  2−1−3 固体

   ①水素吸蔵合金

   ②錯体水素化物

   ③高比表面積材料

2−2 合成燃料

   ① e-メタン

   ② グリーン燃料

   ③ グリーンLPガス

 

3.水素エネルギーに関する政策

   ①サンシャイン計画

   ②水素ロードマップ

   ③水素基本戦略

   ④エネルギー基本計画

   ⑤GX基金

 

4.水素エネルギー社会実装ステップの現状

   ① Phase 1 燃料電池自動車とエネファーム

      燃料電池車、水素ステーション、エネファームとエコキュート

   ② Phase 2 水素発電

   ③ Phase 3 再生可能エネルギーからの水素利活用

 

5.水素エネルギー実証

   ① 大規模水素実証(GX基金)

   ② 地産地消の水素

 

6.まとめ

 カーボンニュートラルを目指したチャレンジ

 

 

質疑・応答

受講形式

WEB受講のみ

※本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンライン配信となります。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

テーマに関心があればどなたでも参加可能。制限はありません。

予備知識

特に必要はありません。

習得知識

1)水素と水素エネルギーについて理解することができます

2)水素エネルギーの現状について知ることができます

3)カーボンニュートラルへどのように取り組むかのヒントを得ることができます

講師の言葉

 水素エネルギーの社会への導入が検討されるようになってから、既に50年が経ちました。現在では2050年カーボンニュートラルの達成に向けて水素が重要との認識が深まっています。その一方で水素の社会への実装は思っているほど進んでいない印と感じている方も多いのではないでしょうか。

 この講義では、水素と水素エネルギーについて分かりやすく説明すると共に、そのカーボンニュートラルへの役割を紹介します。特に、気体の燃料である水素はその輸送と貯蔵に特有の課題があります。この講義では、輸送と貯蔵に関してどのような課題があるかと現時点でのそれらに対するチャレンジの内容を詳しく紹介します。

 現時点では水素エネルギーは商用段階にはまだ遠く、技術の研究開発段階にあるので政府の水素に対する施策や予算措置を知ることは、水素エネルギーについて何かアクションを取りたい方々にとっては極めて重要なことです。また、政府等の支援で現在進められている水素エネルギーに関する技術研究開発や社会実証について水素の貯蔵輸送技術を中心に紹介します。エネルギーとしての水素について正しい知識とその社会での役割を踏まえた上で、今後の進む方向を皆さんと一緒に考えたいと思います。

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