受講概要
1.磁性に関する基礎
(1)磁場
(2)磁化、磁気モーメント
(3)磁束密度
2.磁性の種類:磁性材料の選定
(1)常磁
(2)反磁性
(3)強磁性
(4)反強磁性
(5)フェリ磁性
3.磁気特性:磁性材料の選定と評価
(1)磁化曲線
(2)磁区構造
(3)磁化過程
4.磁性材料とその応用
(1)硬磁性材料:永久磁石
(2)軟磁性材料:電磁鋼板
5.磁気異方性:磁性材料の特性を 制御するための重要ポイント
(1)形状磁気異方性
(2)結晶磁気異方性
(3)誘導磁気異方性
6.磁気計測技術
(1)磁化測定
a.磁化曲線の測定
(2)磁気異方性の測定
a.磁気トルク計による
磁気異方性の測定
b.強磁性共鳴による
磁気異方性の測定
(3)磁気光学測定
a.磁気光学スペクトル
7.応用技術:磁気イメージング 技術の応用
(1)磁気光学材料
(2)磁気力顕微鏡による
磁区観察
(3)磁気光学顕微鏡による
磁区観察
(4)磁気力顕微鏡と磁気光学
顕微鏡の使い分け
(5)磁気光学効果を利用した
磁場のイメージング技術
a.欠陥不良対策、
磁性材料の評価
b.非破壊検査
まとめ、質疑応答
まとめ
質疑、応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
自動車関係や材料関係の会社でモーターや磁石などを扱う方
これから磁性について学びたいと考えている方
磁性を学び直したい方 など
予備知識
高校で学ぶレベルの物理と数学があれば理解が進みます。
習得知識
1)磁気に関する物理量と単位
2)磁性材料の基礎
3)磁気計測技術
4)磁気イメージング技術 など
講師の言葉
磁性材料は、電気自動車のモーターからパソコンなどの電子部品、ハードディスクなどの磁気記録など幅広い応用技術に使用されています。
本セミナーでは、磁性材料に関する知識を学びたい方や、磁性材料を仕事で扱っていてももう一度基礎から学び直したい方などに、磁気に関する単位から磁性材料の基礎と応用について紹介します。
また、磁性材料の評価技術や磁気に関連した計測技術についても紹介します。