受講概要
1.無人化/自動化しても ヒューマンエラーはなくならない
1.1 人の介在は避けられない
1.2 人の性癖
2. ヒューマンエラーの原因は 多岐に渡る
2.1 ミスの直接原因だけに着目しない
2.2 再教育はミスの根本対策にならない!
3. ミス防止にSOPは必須
3.1 ミスを防ぐ「五箇条」
3.2 前/後工程間の
情報共有の場は大切
3.3 教えられていないと
(SOPがないと)こんなことに
3.4 外来者を教育するSOPも必要
4. ミスを誘引する悪いSOPの例
4.1 ヒューマンエラーには
二種類ある
4.2 ミスが発生したときの
確認事項
4.3 駄目なSOPと良いSOPの例
5. SOPの作成手順
5.1 SOP作成の6原則
5.2 SOPをみれば企業の
レベルが分かる
5.3 SOPの作成は
作業内容の見直しから
5.4 SOPの短尺動画化も検討
5.5 作業者が困惑しないために
異常時の処置を明記
5.6 SOPと指図記録書の関係
6. SOPを読ませるだけの 実地訓練では駄目
6.1 本来、教育訓練すべきことは
7.まず新人に何を教育するか
7.1 教育訓練のスタートは6S、
そして10S活動へ
7.2 始業前/作業中/
終業点検は重要
7.3 日常点検では五感をフル活用
7.4 日常点検のために教えておくこと
8.気づきとその記録の重要性
8.1 現場では「小さい異常」は
日常茶飯事
8.2 特記事項を書く習慣付け
8.3 異常と逸脱は分けて管理
9.人財育成を目標に
9.1 「品質」を保証するには
リスクマネジメントスキルが必要
9.2 「知識管理」とは
3つの知性の活用
9.3 Z世代は成長機会、
学習機会のない企業だと離反する
9.4 あるべき教育訓練
9.5 教育訓練の実効性をどう評価?
9.6 GMP集合教育を「情報伝達」、「参画」、「討論」の場に
10.文書管理の見直し
10.1 DIは新しい概念ではない
10.2 データガバナンス
システムの構築
10.3 既存文書管理の再点検
11.秤量作業SOPの事例
事例
まとめ、Q&A
質疑・・応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
医薬品、食品、化粧品企業の製造部門、品質部門、品質保証部門、
技術部門の担当者、教育訓練責任者、文書管理責任者 など
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)駄目なSOPと、あるべきSOP
2)教育訓練の在り方
3)SOPの作成手順と留意点
4)データの信頼性確保のための留意点 など
講師の言葉
適切な作業手順の標準化(SOPの作成)とその通り実施した記録(実施者名を含む)の作成はGMPの基本である。適切なSOPによるOJTとSOPの設定根拠・理由を理解した作業者を育成しなければ、適正な製造管理/品質管理はできない。
口伝でのOJTや不適切なSOPでは、我流の作業、エラーの誘引、法令違反を招く可能性も出てくる。適切なSOPとはどのようなものかを考察する講座である。
受講者の声
製造現場での情報の吸い上げ方・教育を行う際に作業者の方を巻き込むアイディア等、弊社でも試してみたい内容・事例が多く助かりました。
高木先生が働いてらした工場で働いてみたかったと感じる程、工場の様子が伝わるセミナーでした。
わかりやすく、製造現場でSOPを作成する際いかせると思いました。
大変参考になりました。教わったポイントについて、早速実践してみたいと思います。
講師の解説が非常に分かりやすく実践的でよかった。
現場に近い視点で実例を交えてお話し頂いたので、理解しやすく大変ためになりました。