受講概要
プログラム
Ⅰ.キャビテーションの基礎
1.キャビテーションの発生原因
2.キャビテーションの様子と分類
Ⅱ.気泡の発生及び崩壊のメカニズム
1.気泡の発生条件
2.キャビテーション数の定義
3.気泡崩壊のメカニズム
4.Rayleigh Plessetの式
Ⅲ.キャビテーション損傷の事例
1.気泡崩壊による圧力
2.船のスクリュー
3.弁の壊食
4.ポンプの壊食
5.エンジンでの壊食
Ⅳ.キャビテーション試験装置
1.磁わい振動装置とキャビテーション噴流試験装置
Ⅴ.損傷のメカニズム
1.気泡崩壊時の圧力
2.各種金属材料の損傷過程
Ⅵ.損傷に影響を及ぼす因子
1.温度
2.音響インピーダンス
3.流速
4.キャビテーション数
5.粘性(油中のキャビテーション)
6.振幅
Ⅶ.各種工業材料の損傷
1.炭素鋼
2.ステンレス鋼(含二相ステンレス鋼)
3.鋳鉄
4.銅合金,チタン合金
5.プラスチック
6.負荷応力の影響
7.長時間後の損傷面の形成と進展
Ⅷ.実機でのキャビテーション対策
1.ポンプ,水車,プロペラ,オリフィス,バルブでの対策
2.各種表面被覆材料
受講形式
会場・WEB
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
企業の技術,設備,製造,品質管理,設計,研究・開発部門のスタッフ
予備知識
以下の知識は、必ずしも必要ありませんが、あれば理解が進みます。
・流体力学
・機械材料学
習得知識
1)キャビテーションの発生原因
2)キャビテーションのタイプ
3)キャビテーション発生の解析方法
4)気泡の発生,崩壊の機構
5)損傷機構
6)損傷対策 など
講師の言葉
ポンプ・水車・配管・バルブ・オリフィスなどの流体機器や部品,輸送用機械器具産業でのトルクコンバータ・エアコン・冷却水装置・内燃機関(特にディーゼル機関)のシリンダーライナや燃料噴射装置などの機器、船のスクリュー、油圧機器、航空宇宙産業でのターボポンプなど流体を取扱う各種の機械や部材はキャビテーション壊食(気泡の崩壊による損傷)を受けて振動や短時間に漏水,部品の破損に至る場合があります。キャビテーション壊食による損傷は、一見すると金属材料の腐食のような外観を呈しますが、損傷メカニズムは腐食とは全く異なるので、損傷原因を十分に理解して対策を講ずる必要があります。
本セミナーにご参加いただくことにより、キャビテーションの発生メカニズム、発生条件、損傷メカニズム、損傷に影響する諸因子を十分に理解し、適切な対策を講ずることができると思います。
セミナーの講師は、キャビテーション損傷の問題に30年以上取組んでいる日本でも数少ない研究者です。当日は個別問題にも対応できるように質問時間を設定したいと思いますので、是非ご参加ください。
受講者の声
発生メカニズムや、最近のキャビテーション事情まで知見を広げ、いま行う試験に対して理解を深めることができたように感じます。ありがとうございました。
今後は、今回ご教授いただいた知見を基に、世の中のキャビテーションの問題点に目を向け、試験の実施等から解決できるよう努力したいと考えております。 本日はありがとうございました。
今回のテーマについて、論文やインターネット上にある知識しかなく、専門分野の権威の講義が調教できて非常に有意義だった。
動画もありわかりやすい解説でした。メカニズムを理解できました。