受講概要
プログラム
1.乱流と層流とレイノルズ数
1. 配管流れは層流か乱流か?
2. 撹拌と乱流
3. 撹拌と撹拌モーターの電力
4. 撹拌のスケールアップ
2. 伝熱の基礎
1. 総括伝熱係数と温度差
2. 熱伝導率と総括伝熱係数の基礎
3. 対数平均温度差の基礎
4. 総括伝熱係数の計算と測定
5. 熱交換器の熱量計算
3. 反応速度論と反応熱の考察
1. バッチ反応速度論
1) 1次反応
2) 2次反応
3) 片方の試薬を小過剰使った反応
4) 滴下反応の滴下時間と滴下速度
2. 連続反応の反応速度論 CSTR (Continuously Stirred Tank Reactor)
3. 連続反応の反応速度論 PFR (Plug Flow Reactor)
4. 反応熱の測定
4. スケールアップ時の滴下反応の除熱
1. 反応熱が不明な場合のスケールアップ時の除熱
2. 反応熱が既知の場合のスケールアップ時の除熱
5. 蒸留塔の理論
1. 単蒸留と多段蒸留の基礎
2. 蒸留条件とエネルギー
6. ヒートポンプの原理と応用
1. ヒートポンプによる現場の省エネ
2. 蒸留の省エネに使える
7. 乾燥プロセスの熱収支
1. 乾燥プロセスと蒸留の類似性
2. 目的物温度の持つ意味について
8. エネルギーコスト
1. 熱源毎のエネルギーコスト計算
2. 冷却コストの計算
9. 濾過とスケールアップ
1. 濾過速度とスケールの関係
2. 濾過圧の濾過抵抗の簡単な理論
10. 再結晶の理論
1. バッチ再結晶理論 (冷却曲線の理論)
2. セミバッチ再結晶のやり方
3. 連続再結晶の理論
質疑・応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
無機化学、有機化学を応用して、化学品、医薬原薬、化粧品原料等を生産する工場で働く技術者
スケールアップ技術を研究する技術者
化学工学を勉強したことのない技術者。
製造現場で化学工学の知識をどのように使ったらよいのか知りたい技術者
予備知識
化学工学を一度も勉強したことがない方を対象にしますので、化学工学の知識は不要
習得知識
化学工場で実際に役に立つ化学工学の知識
具体的には
1)スケールアップによる除熱問題、ろ過時間延長の対処方法
2)撹拌の理論。スケールアップ時の対処方法。
3)乾燥プロセスの熱計算理論。
4)再結晶の理論。バッチ、セミバッチ、連続再結晶について。
5)化学反応の速度論。特に連続反応とバッチ反応の違い。
講師の言葉
化学工場で働く技術者で、工場を立ち上げる際や製造条件の変更時に、撹拌回転数の設定、滴下反応時間の設定、乾燥時間の設定、ろ過時間の設定、再結晶時間の設定に悩んだことのある方はおられませんか?そんな方は恐らく、学生時代化学工学の授業を聞いたことがない(工学部以外の学部出身者)、あるいは授業は受けたものの、化学工学が工場の製造現場でどのように使われているかについて、まとまった教育を受けたことがないのではないでしょうか?化学工学の知識不足によって工場の運転条件の設定に失敗すると、大きなトラブルが発生に繋がってしまいます。
そこで、この講演では化学工場に勤務する技術者に、生きた化学工学の知識を易しく紹介し、現場の運転条件の設定に化学工学の知識を使っていただくことを目標とします。
具体的には、撹拌、除熱、乾燥、ろ過、再結晶プロセスの理論、再結晶と反応プロセスに於けるバッチ、連続プロセスの違いについて定量的に解説します。