オープンセミナー 会場受講WEB受講 エレクトロニクス化学機械

塗膜強度評価れ・はがれする欠陥対策技術

【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

メカニズムを理解しトラブルを防ぐための

なぜ塗膜は割れ、はがれるのか?内部応力・付着性・粘弾性の本質を押さえ、欠陥の発生メカニズムを“現場で使える形”で理解できます。強度評価から再発防止の設計・工程改善まで一気に習得し、不良ゼロに近づく実践力を身につけられる特別セミナー!!

セミナー申し込み
開催日 2026年6月4日(木)
開催時間 10:00 〜 16:00
会場
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円


※消費税率10%込 ※ WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト 製本資料

講師紹介

元 職業能力開発総合大学校 准教授 坪田  実 先生

工学博士・1級塗装技能士

略歴

1972年3月 職業訓練大学校 塗装科 卒業
1974年3月 山形大学大学院工学研究科高分子化学専攻修了
1974年4月 岐阜プラスチック工業株式会社 入社
1975年3月 岐阜プラスチック工業株式会社 退社
1975年4月 職業訓練大学校 塗装科 助手
1985年2月 工学博士(東京大学)
1988年4月 職業訓練大学校 塗装科 助教授
その後、学校名変更、所属科変更を経て、
2010年 3月 職業能力開発総合大学校 専門基礎学科 准教授 定年
2015年 3月   同上 嘱託任期満了
2016年 2月 川上塗料株式會社 社外取締役   
2021年 2月   同上 退任

《著作》
出版書籍
(1)「工業塗装入門」、日刊工業新聞社 (2019)
(2)「塗料と塗装の基本と実際」、秀和システム (2016)
(3)「塗料・塗装のトラブル対策」、日刊工業新聞社(2015)
(4)「目で見てわかる塗装作業」、日刊工業新聞社(2011)
(5)「ココからはじめる塗装」、日刊工業新聞社(2010)
(6)「塗装の実務Q&A」、日刊工業新聞社(2010)
(7)「コーティング用添加剤開発の新展開」、シーエムシー出版 (2009) 
(8)「トコトンやさしい塗料の本」、日刊工業新聞社 (2008)   
(9)「木工塗装法」、職業訓練教材研究会(2008)      
(10)「塗料」、雇用問題研究会(2007)       
(11)「建築塗装法」、雇用問題研究会(2011)    
(12)「金属塗装法」、雇用問題研究会(1998)  

《所属学会・協会および役職・活動状況》
《活動等》1985~2022年 色材協会関東支部 塗料部会委員、
     2005~2006年度 技能五輪国内大会「車体塗装」競技主査

《受賞》1982年度色材協会論文賞。2006年度、2020年度日本塗装技術協会論文賞。

受講概要

プログラム

第1章 粘弾性から見た塗料と塗膜
1.1 塗料の必要条件-塗れる・くっつく・固まる
1.2 粘弾性の用語とその意味について
1.3 固体の粘弾性を観察しよう-ボールのはずみ実験
1.4 塗膜の引張り強度が速度で異なる挙動を示すわけ
1.5 温度変化を速度に換算する法則(WLF式)とは
1.6 引張り試験と動的粘弾性測定で分かる物性値
1.7 ポリアミド硬化エポキシ樹脂の配合と塗膜の構造
1.8 架橋密度とガラス転移温度

 

第2章 付着性の話
2.1 くっつく力の発生
2.2 付着性理論
2.3 付着強さの評価・試験法
2.4 付着性に及ぼす要因とその影響

 

第3章 内部応力の話
3.1 身の周りの湾曲現象が意味すること
3.2 内部応力の測定法
3.3 内部応力に及ぼす要因とその影響
3.4 内部応力を低下させる塗料設計

 

第4章 付着塗膜の強度を向上させる話
4.1 付着塗膜の強さ-たわみ性・耐衝撃性を向上させるには
 (1) 塗膜強度の支配要因  (2) 単層遊離塗膜の応力~ひずみ曲線
 (3) 付着塗膜の折り曲げ試験 (4) 塗装系の設計
4.2 塗り重ねによる膜厚方向への物性傾斜は可能か、そのメリットはあるのか
4.3 塗り重ね(塗装系)の割れ
4.4 なぜ、割れるのか
4.5 リニアモーターカ-用路面に対する塗料設計と試験評価法

 

第5章 塗料・塗膜の割れ・はがれに対する欠陥対策技術
5.1 粉体で塗装された鋼管内面塗膜のはく離と対策
5.2 ヘルメット用塗料の設計
5.3 塗装系の割れ発生機構を模様作製に利用する技術紹介
5.4 水が関与する欠陥現象とその対策
  (1) 白化(輪染み)現象とその対策   (2)付着性の劣化を防ぐ対策

受講形式

会場・WEB 選択可

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

コーティング関係の原料メーカー技術担当者、塗料メーカーの品質管理・塗料設計・研究開発担当者、塗装・コーティング分野の製造担当者・工程管理者(初心者から中堅技術者)など。コーティング技術と技能を深めたい方、コーティング被膜の付着性能、並びに物理的強度を見極めたい方。

予備知識

本セミナーの受講に当たっての予備知識は不要です。

呈示項目が多いので、聞き漏らしたり、自分の考えをまとめようとしていたら、次のスライドに移っている可能性が高いかも知れません。そんな時には、質問できる時間に聞いてください。予備知識は不要ですが、質問をするという積極的な姿勢が必要です。もちろん、セミナーが終了しても電話やメールで質問して、理解を深めてください。

習得知識

 本セミナーを受講することにより、塗膜をファインケミカル物体として捉え、不良現象を解決する能力を高めることができます。
1) 塗料(液体)は被塗物に付着して、塗膜(固体)になり、塗膜の有する機能を発揮する。塗膜の有する機能は多岐にわたり、開発者の設計思想が生かされる。
2)車体用の塗膜は下塗り、中塗り、上塗りからなる多層膜で構成されており、その合計厚さは約100μm(0.1mm)と非常に薄い。この塗膜が性能的にも外観も大きく変化せず、被塗物を保護する。薄膜の有する機能を分析したり、作り出すことはファインケミカルな技術である。
3)本セミナーの実施は6H程度であり、この時間内で上述した技術を身に付けることはできないと思われるが、ものの見方を身に付けることは可能である。この力をバネにして、飛躍してもらいたい。

講師の言葉

 コーティング材料(塗料)は流動状態で被塗物を覆い、付着、固化します。液体が固体になる塗膜形成過程では大きな相変化(体積収縮)を伴い、収縮力を発生します。単位断面積あたりの収縮力を収縮応力、あるいは内部応力と呼びますが、内部応力が大きい場合には、塗膜の割れを引き起こしたり、付着性の悪い塗膜でははがれを生じます。

 本セミナーでは、塗膜に発生する内部応力に焦点を当て、どのように発生し、塗装欠陥を引き起こすのか、どうしたら防止できるのかなどを中心に説明します。あわせてコーティング材料(塗料)は流動状態で被塗物を覆い、付着、固化します。液体が固体になる塗膜形成過程では大きな相変化(体積収縮)を伴い、収縮力を発生します。単位断面積あたりの収縮力を収縮応力、あるいは内部応力と呼びますが、内部応力が大きい場合には、塗膜の割れを引き起こしたり、付着性の悪い塗膜でははがれを生じます。本セミナーでは、塗膜に発生する内部応力に焦点を当て、どのように発生し、塗装欠陥を引き起こすのか、どうしたら防止できるのかなどを中心に説明します。

受講者の声

付着不良のメカニズムが明確になり、現場での対策に自信が持てました。

内部応力の理解が深まり、割れの原因を論理的に捉えられるようになりました。

粘弾性の考え方を学べ、塗料設計の視点が大きく広がりました。ありがとうございました。

工程改善の方向性が見えました。参加できてよかったです。

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