受講概要
プログラム
【第1講】表面処理技術と溶射法の基礎
1.表面処理技術
1.1 表面処理の分類
1.2 他の表面処理と比較した溶射の特徴
2.溶射法
2.1 溶射法の種類
2.2 ガス式溶射
2.2.1 フレーム溶射
2.2.2 高速フレーム溶射
2.2.3 爆発溶射
2.3 電気式溶射
2.3.1 アーク溶射
2.3.2 プラズマ溶射
2.3.3 その他の溶射法
2.4 溶射材料
2.5 溶射に必要な前処理および後処理
2.5.1 前処理
2.5.2 後処理
2.5.3 自溶合金溶射皮膜のフュージング処理
2.5.4 溶射皮膜の除去
2.6 溶射皮膜の形成
2.7 溶射粒子の飛行速度および温度
2.7.1 溶射粒子の飛行速度
2.7.2 溶射粒子の温度
【第2講】溶射皮膜の特性と評価
3.溶射皮膜の特性および評価
3.1 密着性
3.1.1 接着剤を用いる引っ張り試験
3.1.2 引張ピンテスト
3.1.3 樹脂の離脱性
3.2 硬さ
3.3 気孔率
3.4 耐熱性・遮熱性
3.4.1 耐熱性
3.4.2 遮熱性
3.5 被切削性(アブレイダビリティ)
3.6 耐食性
3.7 耐摩耗性
3.7.1 切削摩耗
3.7.2 ブラストエロージョン
3.8 破壊靭性
3.9 溶射皮膜の変質
3.10 電気的性質
3.11 残留応力
【第3講】溶射技術の実製品への応用
4.溶射技術の応用
4.1 航空機のジェットエンジン
4.1.1 熱サイクル特性
4.1.2 ジェットエンジンにおけるアブレイダビリティ
4.1.3 耐摩耗性
4.2 内燃機関ピストン
4.3 半導体製造装置(アーム部)
4.4 火力発電ボイラ
4.4.1 オリマルジョン焚きボイラ火炉壁
4.4.2 微粉炭焚きボイラ火炉壁
4.4.3 加圧流動層ボイラ層内管、火炉壁
4.4.4 循環流動層ボイラ火炉壁
4.5 ボイラ用通風機
4.6 プラスチックシート製造用ロール
4.7 舶用ディーゼルエンジン
4.7.1 タービンハウジング
4.7.2 ピストンリング溝
Q&A
受講形式
(受講期間)
本セミナーの受講期間は、3か月間です。
1講座あたり1か月間で学習を進めてください(自主学習形式)。
(演習問題)
演習問題解答(Excelフォーム)の提出はメールでお願いします(th@thplan.com)。
解答用紙が未提出の場合は、0点 となります。
各講の平均をとり、一定の基準をクリアした方には「修了証」を発行します。
(講師への質問)
受講期間内は個別質問シートで質問を受け付けます。
3講終了時に、90分のオンラインQ&Aセッションを開催します(出席は任意)
受講対象
各種製品の設計・製造に携わっている技術者や表面処理の仕事に従事している技術者
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)各種溶射法の原理・特徴と、それぞれの違い
2)フレーム溶射、高速フレーム溶射、アーク溶射、プラズマ溶射などの基礎知識
3)溶射材料の種類と、前処理・後処理の考え方
4)溶射皮膜の形成メカニズムと、溶射粒子の飛行速度・温度に関する基礎知識
5)密着性、硬さ、気孔率、破壊靭性、残留応力など、溶射皮膜の特性と評価方法
6)耐熱性・遮熱性・耐食性・耐摩耗性など、要求特性に応じた溶射皮膜の考え方
7)航空機、半導体製造装置、火力発電設備、船舶などへの溶射技術の適用事例
8)各種製品への溶射技術の適用を検討する際に必要となる基本的な考え方
講師の言葉
最近、各種の機械装置類やプラントは高温、摩耗、腐食など非常に苛酷な状況で使用される様になってきています。溶射法はそのような厳しい環境下にも耐えることができる表面技術として注目を浴びています。
現在、溶射技術は耐熱性、遮熱性、耐摩耗性および耐食性を付与する手段として、火力発電、航空機、船舶、鉄鋼構造物など、さまざまな産業分野の製品に適用されています。
本通信講座では、各種製品の設計・製造に携わっている技術者や表面処理の仕事に従事している技術者を対象に、耐熱性、耐摩耗性および耐食性を実際に発現するための溶射技術について、基礎から応用例(講師が今まで研究開発してきた事例等)までを体系的にわかり易く解説します。
テキスト送付・演習解答スケジュール
【テキスト・演習問題 受講者への送付】
第1講義:2026/11/27(金) テキスト 配布予定
第2講義:2026/12/25(金) テキスト 配布予定
第3講義:2027/1/29(金) テキスト 配布予定
【受講者からの 演習問題提出締め切り日】
第1講義:2027/01/15(金) 演習解答締め切り
第2講義:2027/02/12(金)演習解答締め切り
第3講義:2027/03/12(金)演習解答締め切り
【 修了証発行】
2027/03/31 (水)