説得でも妥協でもない

社内外の利害を「合意」に変える「人と組織を動かす」交渉術

~ZOPA・BATNA・行動心理を活用した戦略的交渉の実践ノウハウ~

【WEB受講(Zoomセミナー)】Live配信のみ(録画視聴はありません)

※ケーススタディを通じた双方向の実践演習を重視するため、定員10名の少人数制で開催いたします。

価格交渉・仕様変更・納期調整を前に進める

「技術的には正しいはずなのに、なぜか相手が動かない」そんな経験はありませんか?

仕様変更、品質・コスト・納期の調整、研究開発方針をめぐる意見対立、顧客・サプライヤーとの折衝など、技術者・研究者の仕事には多くの「交渉」が存在します。本セミナーでは、ZOPA・BATNAによる戦略的な交渉準備から、相手の利害や心理を読み解く質問術、アンカリング、条件付き提案までを体系的に習得。製造業の具体的なケーススタディと実践ワークを通じて、社内外の対立を納得と合意に変え、「人と組織を動かす交渉力」を身につけます。

セミナー申し込み
開催日 2026年11月12日(木)
開催時間 10:30 〜 16:30
会場 ※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円  


※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

株式会社TH企画  代表取締役  魚住 裕典

特定非営利活動法人 日本交渉協会 幹事

Japan Society for Negotiation Studies Certified Negotiation Analyst Level 1

アストラゼネカ(株),武田薬品工業(株)にてマーケティング部 プロダクトマネージャーを経て現在に至る

略歴

製薬業界において約20年にわたり、MR(医薬情報担当者)、マネージャー、マーケティング、ブランドマネージャーとして幅広い業務に従事。
マーケティング部門では、グローバル売上2,000億円規模のオンコロジー製品においてブランドマネージャーを務め、製品戦略および市場拡大を推進した。医療関係者やベンチャー企業との連携を通じ、新製品の導入・市場浸透に向けた多くのプロジェクトおよび交渉を経験。
その後、製造業エンジニア向けの技術者教育・コンサルティング企業の経営を継承。事業ポートフォリオの拡大と新規事業開発を推進している。
現在はベンチャー企業も創業し、日本のブランド米をシンガポールへ輸出する事業を展開。稲作を通じた社会課題の解決にも取り組んでいる。
元空手道日本代表。アジア環太平洋大会チャンピオンの実績を持つ。

1999年4月~2002年7月 AstraZeneca株式会社 
2002年8月~2019年3月 武田薬品工業株式会社  
      この間、米国留学、MBA取得、ISL(NPO)国内留学を経験
2019年4月 株式会社TH企画 参画
2020年4月 同社 代表取締役

MBA
JSNS認定 交渉アナリスト1級

交渉協会 幹事

受講概要

プログラム

1.技術者・研究開発者に必要な「交渉力」とは

  • なぜ「技術的に正しい」だけでは仕事が進まないのか

  • 技術者が直面する社内・社外の交渉場面

  • 「説得」「調整」「交渉」の違い

  • 交渉の基本構造とゴール

  • 技術者が陥りやすい交渉の失敗

  • 【ミニワーク】自分が現在抱えている「交渉」を棚卸しする

 

 

2.交渉の成否を決める「準備」の技術

  • 交渉前に何を決めておくべきか

  • 相手の立場・利害・優先順位を読む

  • 「譲れる条件/譲れない条件」の整理

  • 出発点・目標点・留保点の設定

  • ZOPA(合意可能領域)の見つけ方

  • BATNA(代替案)の考え方と使い方

  • 【ワーク】製造業ケースを使った「交渉準備シート」の作成

 

 

3.製造業のケースで学ぶ「対立を合意に変える」交渉術

  • 分配型交渉と統合型交渉

  • 「要求」と「本当の利害」を分ける

  • 仕様・納期・価格など複数の条件に分解する

  • お互いにメリットのある交換条件をつくる

  • 交渉のパイを広げる考え方

<製造業のショートケース>

  • 顧客から仕様変更を要求されたら

  • 無理な納期短縮を求められたら

  • サプライヤー・協力会社から値上げを要求されたら

  • 営業・設計・製造・品質の意見が対立したら

  • 【ケース演習】「要求」から相手の利害を読み取り、合意案をつくる

 

 

4.相手を動かす実践交渉テクニック

  • アンカリングをどう使うか

  • 「質問」で相手の本当の利害・優先順位を引き出す

  • 譲歩するときのルール

  • 条件付き提案「もし○○なら△△」

  • 複数案を提示して選択肢をつくる

  • 感情的・強硬な相手への対応

  • 【実践ワーク】質問・アンカリング・条件付き提案・譲歩を使って交渉する

 

 

5.総合ケーススタディ ― 実際に交渉してみる

  • ケースの説明・役割分担

  • BATNA・ZOPA・目標点・留保点を設定する

  • 相手の利害・優先順位を予測する

  • 【ロールプレイ】実際に交渉する

  • 交渉結果の比較・振り返り

  • 講師フィードバック

  • 「なぜ合意できたのか/できなかったのか」を分析する

 

 

まとめ・質疑応答

  • 明日から実践する交渉のポイント

  • Q&A

受講形式

WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
※Live配信のみ録画視聴はありません。
※双方向のコミュニケーションを取りながら進めますので、WEBマイク・チャットを利用します。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

交渉スキルを習得し、ビジネスを前に進めたい方々。

  • 設計・開発
  • 研究開発
  • 生産技術・製造技術
  • 品質保証・品質管理
  • プロジェクトリーダー
  • 技術営業
  • 調達と折衝する技術部門 など

予備知識

特に必要ありません。から分かりやすく解説します。

習得知識

1)技術者・研究開発者に必要な交渉の基本構造と、仕事を前に進めるための交渉の考え方

2)出発点・目標点・留保点、ZOPA、BATNAを活用した「交渉準備」の実践方法

3)相手の要求の背景にある「本当の利害・優先順位」を見極める方法

4)仕様変更・納期・価格・サプライヤー折衝など、製造業で頻発する交渉への対応方法

5)営業・設計・製造・品質など、利害の異なる部門間の対立を合意へ導く方法

6)アンカリング、質問、譲歩、条件付提案、複数案提示などの実践的な交渉テクニック

7)分配型・統合型交渉を使い分け、双方にメリットのあるWIN-WINの合意をつくる方法

8)感情的・強硬な相手に対しても冷静に交渉を進め、選択肢をつくる対応方法

9)ケーススタディとロールプレイを通じた、実務で使える交渉の実践力

講師の言葉

 皆さんは「交渉」と聞くと、営業や価格交渉を思い浮かべるかもしれません。 しかし実際には、仕事の多くは交渉の連続です。上司への提案、他部署との調整、プロジェクトの合意形成、お客様との折衝、納期や仕様の調整など、ビジネスのあらゆる場面で交渉力が求められています。

 しかし、多くの方は交渉を体系的に学ぶ機会がありません。そのため、経験や勘に頼った交渉になり、「もっと良い伝え方があったのではないか」「別の進め方をしていれば、より良い結果になったのではないか」と感じることも少なくありません。

 私自身、これまで数多くの実務交渉や合意形成に携わってきました。現在も企業経営者として、日々さまざまな交渉を行うとともに、企業研修を通じて交渉スキルの育成にも携わっています。その経験を通じて強く感じるのは、成果を生み出す交渉には、必ず「準備」と「型」があるということです。

 本セミナーでは、交渉学の理論をベースにしながら、現場で成果につながる実践的な交渉術をお伝えします。単なるテクニックではなく、「なぜその方法が有効なのか」という本質を理解し、演習を通じて実際に使えるレベルまで落とし込んでいただきます。

 明日から実践で使える『交渉力』という武器を手に入れてください。

受講者の声

交渉学という分野自体これまでほとんど触れてこなかったので、非常に参考になりました。普段何気なく考えていることもありましたが、それが体系的に整理されて、どのような手法、テクニックがあるのか勉強になりました。

内容に関して理解しやすく、日々の業務中の交渉で不足している部分や理にかなった対応であることの裏付けが分かり、有意義な研修と感じました。

価格交渉や納期調整など、技術者が実際に直面するケースが多く、自分の業務に置き換えながら学べた点が非常に有意義でした。実務で活かしたいと思います。

ケーススタディで実際に交渉を体験でき、自分の交渉の癖や改善点が明確になりました。講義を聞くだけでは得られない気づきが多かったです。

交渉に型や種類があることやを学び、目からうろこの内容であった。もっと早く交渉を学んでおくべきでした。ありがとうございました。

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