オープンセミナー WEB受講 コンサルティングピックアップ化学医薬

GMPが適用されないラボにおける

封じ込めの基本事項と初期段階でのハザードアセスメント

~ラボに特化した封じ込め設計手順・代表的な封じ込め機器と使用上の留意点・薬塵測定・高薬理ラボの事例~

【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

高薬理活性物質を安全に取り扱うための封じ込め設計と曝露管理を学ぶ

GMPが適用されない創薬・合成ラボを対象に、ハザードアセスメントの進め方から、リスクに応じた合理的な封じ込め設備の設計・選定、ヒュームフードやアイソレータの使用上の留意点、空調・更衣室の設計、薬塵測定による曝露管理までを体系的に解説。具体的な設計シミュレーションや高薬理ラボの事例を交え、安全性と実用性を両立する封じ込め対策の実務を学びます。

セミナー申し込み
開催日 2027年1月26日(火)
開催時間 10:00 〜 16:00
会場 ※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円


※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

ファルマハイジーンサポート 代表 島 一己 先生

元 東洋エンジニアリング

略歴

1975年 東洋エンジニアリング(株)に入社。
在職中は,長年にわたりマルチパーパスプラントに関係した業務に携わる。
コンセプトメイキング,要素技術の研究開発,生産システム・装置の開発,洗浄・封じ込めに関連した各種実験,営業活動支援,実プロジェクトでの設計・運転などに従事。配管切り替え装置「XYルータ」では化学工学会技術賞を受賞(1988年)。
2014年ファルマハイジーンサポートを設立(代表)。
現在 コンサルティング,執筆,セミナー講師などの分野で活動。

著作 
 封じ込め技術(森北出版)
 高薬理活性医薬品・封じ込め Q&A集 Part 1 ~ 3(サイエンス&テクノロジー)
 毒性学的評価による洗浄バリデーション第2版(じほう)
 その他洗浄・封じ込め関連の報文多数。

学会活動
 ISPE会員 

受講概要

プログラム

1. 高薬理活性物質を扱うラボの課題

 ・ラボの特徴と封じ込め対応する上での課題

 ・高薬理活性物質を扱う設備としての要件

 ・設備導入に向けたアプローチと導入後の運用~概要

 ・「化学物質の自律的管理」に準じる対応

 

 

2. 関連するガイドライン

 ・ハザード物質を扱うラボに関する法規・ガイド

   ・ISPE 洗浄ガイドの概要(封じ込め関連部分) 

 ・ISPE 封じ込めガイドの概要

 ・ISPE SMEPACガイドの概要

 ・国内個人曝露に関するガイドの概要

 ・ハザード物質を扱う医療施設従事者向け曝露防止ガイドの概要

 

 

3. 封じ込めの基本的な事項

  ・高薬理活性化合物/高ハザード化合物の定義

  ・曝露の経路

  ・封じ込めの基本的な戦略

  ・封じ込め設備の定義

  ・リスクベースアプローチ

  ・封じ込め設備導入プロジェクトの進め方

  ・封じ込めエンジニアリングにおけるポイント

 

 

4. ラボにおけるハザードアセスメント

 ・開発初期段階におけるハザードアセスメント

 ・開発初期段階におけるハザードアセスメントの事例

 ・さまざまなハザード区分表~低分子から中高分子まで

 ・職場曝露限界値(OEL)の設定

   ・中間体のアセスメント

 ・TLV-Ceiling Valueのみを持つ試薬のアセスメント

 

 

5. 封じ込め設備の曝露管理ツール

 ・許容表面残留限界値 ASLの設定

 ・封じ込め性能目標値 CPTの設定 

 ・設計曝露限界値 DELの設定

 

 

6. ラボにおける封じ込め機器の選定

 ・一次封じ込めの設計~概要

 ・ラボにおける「取り扱い量」とは?

 ・リスクベースアプローチによる封じ込め機器選定までの流れ

   ・シミュレーション~乾燥微粉

 ・シミュレーション~溶解液

 ・シミュレーション まとめ

 

 

7. ラボにおける代表的封じ込め機器と使用上の留意点

 ・ヒュームフードと使用上の留意点

 ・アイソレータと使用上の留意点

 ・フレキシブルコンテインメントと使用上の留意点

 

 

8. ラボにおける二次封じ込め設備の設計

 ・二次封じ込めの概要

   ・リスクベースアプローチによる二次封じ込め設計

 ・シミュレーション~乾燥微粉

 ・シミュレーション~溶解液

 ・空調設備~ 室圧・換気回数・HEPAフィルター

 ・更衣 

 ・更衣室の設計

 ・除塵設備 

 

 

9. 廃棄物の扱い

 ・液状廃棄物の処理

 ・固形廃棄物の処理

 

 

10. 非常時対策

 ・漏出時の対応

 ・呼吸用保護具の選定

 

 

11. 高薬理活性物質を扱った機器の清拭について

 ・封じ込め機器の間接製品接触面と洗浄評価基準

 ・目視検出限界との兼ね合い

 

 

12. 薬塵測定  

   ・薬塵測定の位置づけ

   ・薬塵測定での確認事項

   ・サンプリング

   ・個人曝露の確認

   ・薬塵測定の実施計画~留意事項 

   ・評価手法

   ・測定データの扱い

   ・個人曝露の管理基準

   ・薬塵測定の頻度

   ・分析機器

   ・公開されている薬塵測定事例

 

 

13. 高薬理活性物質を扱うラボの事例

 ・Lonza社の事例

 ・Lonza社の運用

 

 

質疑・応答

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

医薬品製造会社の創薬ラボ・合成ラボ部門

品質保証部門の担当者  など

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)開発初期段階でのハザードアセスメント
2)ラボにおける一次封じ込めおよび二次封じ込めの設計
3)運用管理
4)薬塵測定
5)ラボの実例 など

講師の言葉

 GMPが適用されないラボ(創薬ラボ・合成ラボ)では,医薬品開発の初期段階で,毒性データが十分に整備されていないなかで,高薬理活性物質(高ハザード物質)を扱う必要がある。一方,ラボでの扱いは少量であり,操作時間も短い。加えて,特殊な器具を扱う。これらのラボの特性を踏まえつつ,従事者のハザード物質への曝露を防止するために,封じ込め設備を合理的に実現していく必要がある。
 
 本セミナーでは,GMPが適用されないラボを対象に,関連ガイドライン,封じ込めの基本的な事項,開発初期段階でのハザードアセスメント,曝露管理ツール,リスクベースアプローチによる封じ込め設計手法,代表的な封じ込め機器とその使用上の留意点,空調・更衣室の考え方,廃棄物処理,非常時対策,個人曝露管理を含めた薬塵測定,高薬理ラボの事例について紹介する。

受講者の声

封じ込めに対する考え方や、毒性データが得られていない物質の対策方法など知ることができたため為になった。

封じ込め機器の選定から空調・室圧管理まで、実務に即した解説が大変参考になりました。安全性を確保しながら、過剰な設備投資を避けるための考え方が整理できました。

毒性データが十分に揃っていない開発初期段階で、どのようにハザードアセスメントを進めればよいのかが理解できました。具体的な事例もあり、今後のラボでの安全対策に活かせる内容でした。

実際に即した内容であり、これからの設備立ち上げ、運用について参考になりました。今後、活動していく中で、不明な点が出てきた際には、島先生に直接お伺いするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

薬塵測定の進め方や個人曝露の評価方法について、具体的な留意点を学べたことが収穫でした。封じ込め設備の導入だけでなく、運用後の曝露管理まで理解を深めることができました。

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