受講概要
プログラム
1. はじめに
2.GMP製造記録
規制当局が製造記録に関してどのような指摘をしているかを知ることは製造記録の取り方に提言を得ることができる。また、記録ミスのようなヒューマンエラーがどのような状況で発生しやすいかを知ることで製造記録の様式をどのようにすればよいかのヒントになる。
・規制当局の指摘事例
規制当局の指摘事例に学ぶ
・ 記録が求められる項目
規制当局のガイドラインや法令などで求められている項目
・記録ミスを防ぐには?
ヒューマンエラーの原因と対策
・ 記録のレイアウト
事例を紹介
・製造記録の生成
マスター製造記録の管理
マスター製造記録から製造記録のコピー
製造記録の作成
・電子製造記録とデータインテグリティ
規制当局の規制に学ぶ
3.製造記録のレビュー
・ レビューの進め方
レビューを行う上での留意事項を紹介
・ レビュー項目
紙ベースの製造記録と電子製造記録のレビューすべき項目を紹介
・ レビューアーの要件と力量
レビューアー(レビュー者)の資質も重要で、どのような要件を持つべきか?
・ レビューと修正
レビューしたことと修正をする場合、どのようにしたらよいか?
・ 製造記録レビューでのチェックポイント
監査員としてこれまでの経験で直面した事例を紹介
4.まとめ
製造記録にまつわるいくつかの事例を紹介し、製造記録の作成とレビューの重要性を考える。
質疑・応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
製薬企業等の製造記録作成者
照査担当者
関連業務に関わる方々
予備知識
特にありません。予備知識がなくてもわかりやすく説明したいと思います。
習得知識
1)製造記録の作成のポイント
2)規制当局査察に学ぶ製造記録の作成における留意点
3)製造記録レビューのポイント など
講師の言葉
欧米の主要な規制当局からの指摘事項のトレンドを見てみると、製造記録の不備が上位に来ており、記録の作成からレビューという過程を通じても不備が残ることを考えると記録の取り方やレビューの仕方は指摘を受けないための鍵となる。
監査員という立場から事例を交えながら、いただいたテーマについてわかりやすくご紹介する。
受講者の声
必要な記録の構成や記入ミスを防ぐ工夫など大変勉強になりました。職場で活用していきたいです。
製造記録のレビューに関するセミナーは少ないのでありがたかったです。また、質問もしやすい環境で良かったです。資料も充実しており質が高いと感じました。
各社にて監査しているものですが、製造記録の確認に一番時間がとられますので、今回良く分かりました。大変参考になるセミナーでした。
レビューのポイントや記録のあり方を学ぶことができました。今後の業務に役立てていきたいです。
記録類のレビュー等に活用できる内容でした。ありがとうございました。機会があればCSV入門編セミナの受講いたします。