受講概要
プログラム
1 なぜ伝わらないのか
1.1 「技術英語」を学習する機会が少ない
1.2 ものの考え方の違い
論理的順序、選択基準の明確化、達成目標の追及、なぜ議論するの? グローバル化の人材の要素
2 技術者の基礎文法
2.1 助動詞の用法
shall、must、should、can、mayの強制力・義務を知る、可能性
2.2 前置詞:at、on、inの使い分け
2.3 定冠詞・不定冠詞・無冠詞
The、a/an、なし
2.4 句読法
コロン(:)、セミコロン(;)、コンマ(,)、ピリオド(.) の使い方
2.5 限定性
2.6 対句法・対応
3 役立つ英語表現
準拠する、参照する、示した通り、特に指定のない限り、「最大・最小」の表現、位置の表現:
手前側・向う側・左側・右側・こちら側・反対側・隣側・・・突出し位置、突出し・平滑(つらいち)・凹み、寸法表示、寸法の表現、間隔・距離・文字高さ・位置、回転の表現、角度の読み方・回転の表現・角度の表現、整列の表現、向きを定める・整える、整列させる・一直線に揃える、整える・仕上げる・きちんとする、並べる(一直線に)、図表の表現、評価の表現、形容詞の配列順、色の指定、時刻の読み方、数値を含む語のある修飾語、期間の表現:年代・10年間・隔年(日)、安全注意の表現、文書中で使われる英語表現
4 似た英語表現
顧客・お客様、協力会社、原価低減、承認・認定、代替部品、警告ラベル(注意ラベル・警告ラベル・危険ラベル)、 (未解決な)問題点、研究者・技術者、教える、影響する、休暇・休日、日付の表現、ばり、薄板、含む
5 日常の文書作成
5.1 メール
記入要領・敬称・名義・文末・署名欄・問合せ先・情報交換の礼儀・古い決まり文句・実例文
5.2 製造計画書
5.3 月例報告書
5.4 議事録
5.5 社内技術論文
5.6 技術承認と文書管理
5.7 図面の注記
5.8 部品名称
規格規定・部品の種類
6 技術英語の基本
Correct(正確に)・Clear (明瞭に)・Concise (簡潔に)
付録
A1 英語技術資料の社内標準化
質疑・応答
A2 「英語図面」の例題と解答
受講形式
会場・WEB
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
開発者・技術者・技術翻訳者を中心に技術営業・海外事業支援者など
開発・研究部門・製造技術部門・技術支援/管理部門・海外事業部など
レベルは問いません
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)文化の違い、考え方の違いを理解することが根底にあること
2)世界の規格そのものが、技術英語の表現・用語・略語の選択に役立つこと
3)習慣的に使っていた文章・用語は、和製英語かも?
4)社内技術文書の標準化と準備体制の習得
5)社内データベースの作成準備・支援 など
講師の言葉
多くの受講者様からのご質問:「技術英文を書いたが伝わっているのか?」のご質問にお答えします。
・英語を国際規格と実務技術英語から、「技術英語の観点」で学び直してみる
英語は一般英語を勉強をしてきているが、「技術英語」の教育を受ける機会が少ない。
・海外規格で用語・略語・表現方法が決められているのを学ぶ。
さらに、米国企業の実用英語文・用語・略語に触れて「伝わる技術英語」を学ぶ
・日常習慣的に使用してきた英文章・用語・略語との違いを学ぶ
以外に多い和製英語やネット情報と国際企業の「技術英語」との比較。
・「技術英語」「工業英語」「科学技術英語」「特許英語」と市場では多くの技術英語が盛んです。
もっと開発者・製造技術者に根をおろした日常の実務英語に特化したセミナーを目指します。
・日本との文化の違いから来る「考え方の違い」を振り返る。これが基本なのかも知れない。
特に、習慣的に作成してきた技術資料作成の社内規格基準を見直し、さらに技術英語の表現の標準化に伴うデータベース作成および社内体制づくりには最適です。
質問は随時してお受けし受講技術者のご要望に即応します。
また、開講前の事前アンケートによるご質問・悩んでいることなどをどんどん受けて、講習開始時に説明いたします。
◎当セミナー参加者で「事前アンケート」送信者には、板谷孝雄著「技術者の実務英語」AI(エーアイ)定価3800¥+税を贈呈。
◎会場での参加者は、米国有名企業の各図面および技術英語の海外著書・著書の閲覧ができます。
進呈
講師著書:「技術者の実務英語」AI(エーアイ)定価3800円を進呈します。
受講者の声
様々な規格が存在することを知れたので、今後の業務に活かしていきたいと思いました。ありがとうございました。
説明はすごくわかりやすく聞きやすかったです。
例文が豊富で、メールなどで参考にしていきたい。
社内の英語の改善に役立てたいと思います。
参考になりました。英語図面の書き方のセミナーも受講してみたい。