受講概要
1.プラスチックの強度と破壊
1.1 強度はどのような機構で発現するか
1.2 温度によって強度は
どのように変化するか
1.3 クレーズとクラックの違いは何か
1.4 破壊はどのように起きるか
1.5 温度やひずみ速度によって
破壊様式はどう変わるか
1.6 強度は何故ばらつくか
1.7 繊維強化材料の強度は
どのような機構で発現するか
1.8 ポリマーアロイの衝撃強度は
どのような機構で発現するか
2.プラスチックの基本特性
2.1 結晶性プラスチックと
非晶性プラスチックの違いは
2.2 転移温度(ガラス転移温度、結晶融点、結晶化温度)と温度特性は
2.3 粘弾性とは
2.4 応力緩和はなぜ起きるか
2.5 クリープはなぜ起きるか
2.6 分子量とは
2.7 分子量と強度、成形性は
どんな関係があるか
2.8 どのような条件で分解・劣化するか
3.クラックと破壊
3.1 ストレスクラックは
どのように起きるか
3.2 クラック先端における応力集中は
3.3 ストレスクラック限界応力を
どのように測定するか
3.4 ケミカルクラック、ソルベントクラック、環境応力亀裂(ESC)の違いは
3.5 ケミカルクラックは
どのように起きるか
3.6 ケミカルクラック限界応力を
どのように測定するか
4.プラスチックの強度特性
4.1 応力、ひずみとは
4.2 静的強度(引張、圧縮、曲げ、
せん断)はどのような強度か
4.3 引張強度と圧縮強度は、
どちらが強いか
4.4 曲げ強度はどのような強度か
4.5 衝撃強度はどのような強度か
4.6 衝撃強度に影響する要因は何か
4.7 クリープ破壊はどのような強度か
4.8 クリープ破壊寿命を
どのように予測するか
4.7 疲労破壊はどのような強度か
4.8 疲労限度応力をどのように求めるか
4.9 熱疲労破壊はなぜ起きるか
5.環境劣化と強度
5.1 熱劣化はどのように起きるか
5.2 熱劣化寿命をどのように予測するか
5.3 熱劣化を抑制するにはどうするか
5.4 紫外線劣化はどのように起きるか
5.5 紫外線劣化寿命をどう予測するか
5.6 紫外線劣化を抑制するにはどうするか
5.7 薬品中ではどのような変化が起きるか
5.8 薬品劣化の対策は
6.残留ひずみと対策
6.1 射出成形ではどんな
残留ひずみが発生するか
6.2 冷却過程で生じる残留ひずみの
発生原因と対策は
6.3 金具インサートで生じる
残留ひずみの発生原因と対策は
6.4 2次加工で生じる熱ひずみの
発生原因と対策は
6.5 アニール処理とは
6.6 アニール処理条件は
6.7 アニール処理方法は
6.8 どんなときにアニール処理するか
7.製品設計の進め方
7.1 形状設計(肉厚、コーナアール、
ボス、抜き勾配など)の設計留意点は
7.2 ウェルドラインはどのように発生するか
7.3 ウェルドラインの強度はなぜ低下するか
7.4 ウェルドラインの強度を高くするには
7.5 プラスチック強度設計の留意点は
7.6 安全率、許容応力とは
7.7 許容応力をどのように求めるか
7.8 製品強度を高めるには、どう設計するか
7.9 製品剛性を高めるには、どう設計するか
8.割れトラブルの原因究明
8.1 原因調査をどう進めるか
8.2 材料の分解・劣化を調べるには
8.3 欠陥部を調べるには
8.4 残留ひずみを測定するには
8.4 製品破面から破壊原因を調べるには
9.割れトラブル事例と対策
9.1 ストレスクラックによる割れトラブル
9.2 ケミカルクラックによる割れトラブル
9.3 ウェルドラインによる割れトラブル
9.4 欠陥部による割れトラブル
9.5 金具インサートによる割れトラブル
9.6 紫外線劣化による割れトラブル
9.7 ガラス繊維強化品の強度トラブル
9.8 ポリマーアロイ品の強度トラブル
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
プラスチック製品の設計・成形、製造、品質保証、営業技術などに携わる方
プラスチック材料メーカの応用研究に携わる方 など
予備知識
わかりやすく解説しますが、プラスチックに関する初歩的知識があれば理解が進みます。
習得知識
1)プラスチック製品の強度と破壊についての理解
2)強度に影響する応力要因、劣化要因、設計要因などについての理解
3)プラスチックの強度設計と留意点
4)過去の割れトラブル事例をもとに原因究明と対策の進め方 など
講師の言葉
金属材料とは特性が異なるため、プラスチックの強度設計では次の課題がある。
①粘弾性特性を有するため、弾性体として取り扱える設計範囲が狭い。
②許容応力や弾性率が低いので、製品設計でカバーしなければならない点が多い。
③熱、紫外線、化学的条件によって強度が変化または低下しやすい。
④成形加工を経て製品になるので、強度設計に関係する変数が多い。
⑤プラスチックの種類および品種によって特性が異なるため、設計データの汎用性が低い。
一方、応用技術に関しては体系化された設計データの集積が少ないこと、トラブル対策事例についても公開資料が少ないことなどがある。
これらの課題を踏まえて、プラスチックの基本性質と強度、応力亀裂、環境劣化などに加え、割れトラブル事例を交えて設計・成形の進め方、原因究明、信頼性評価などについて解説する。
受講特典
講師著書『設計者のためのプラスチックの強度特性』本間精一著(丸善出版)を進呈します。 ![[書籍とのメール便同梱不可]送料無料有/[書籍]/設計者のためのプラスチックの強度特性 要点解説/本間精一/著/NEOBK-2804827](/wp-content/uploads/2025/02/NEOBK-2804827.jpg)
受講者の声
有益な譲歩をたくさん得られました。パワポ資料とテキスト両方あって分かりやすかった。樹脂材料のトラブル原因は調べても良く分からないことが多かったので詳しく解説してもらえて理解できた部分が多かった。
材料性能を評価・予測するための知見が網羅的に身につきました。実際の問題対応事例や安全率の経験則なども参考になりました。
樹脂材料の強度に関する内容を広く取り扱って頂けたため,この分野の入門に最適の内容であったと思います。ありがとうございました。
豊富な内容で、またわかりやすい資料とご説明で充実感のあるセミナーでした。プラスチックの劣化特性がわかった。ありがとうございました。
材料性能を評価・予測するための知見が網羅的に身につきました。実際の問題対応事例や安全率の経験則なども参考になりました。