受講概要
1. 材料力学の基礎
・応力とひずみ
・降伏応力,引張強さ,真破断力
・応力-ひずみ線図
・弾性変形と塑性変形
・弾性係数(ヤング率)と
ポアソン比
・はり(梁)のはりのせん断力図 と曲げモーメント図
・断面二次モーメント
・断面二次モーメント計算ソフト(フリーソフト)の紹介
・はり(梁)の応力,たわみ
2. 強度設計
・金属疲労
・疲労限度
・S-N 曲線
・応力集中係数 α
・切欠係数 β
・公称応力と真応力
・切欠係数を用いた疲労強度計算
・疲労限度線図
修正グッドマン線図
・疲労限度線図を用いた
疲労強度計算
・溶接鋼構造物の疲労設計指針
・昔ながらの安全率と
現代の安全率
・座屈
3. 剛性設計
・剛性向上のための試行錯誤
4. CAE解析を用いた強度計算
・CAE解析の目的
・CAE解析フリーソフト(LISA)の紹介
・フリーソフトLISAの操作手順
・CAE解析ソフト初心者のための基本的な情報
・CAE解析ソフトの使用上の注意点
・ミゼス相当応力
・ミゼス相当応力の解釈
・主応力
・シミュレーション(CAE解析)結果の見方
・1次要素・2次要素と解析精度の関係
・応力特異点
・CAE解析で応力が降伏応力を超えたときの考え方
まとめ・Q&A
・まとめ
・質疑応答
受講形式
会場・WEB 選択可
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
・機械設計に従事する技術者と生産技術に従事する技術者の方
・金属部品の疲労破壊の防止に興味のある技術者の方
・CAE解析を使って設計計算をされている方
・機械一般,生産機械,メカトロ機器,ロボット,輸送機ほか,関連部門の技術者の方
予備知識
・理系高卒レベルの数学、物理(力学)
・通常のExcel操作 があれば十分です。
習得知識
1)材料力学全般
2)金属疲労に関する知識
3)応力集中と平均応力により疲労強度が低下する場合の金属疲労強度の計算方法
4)CAE解析の使用上の注意点
5)ミゼス相当応力の意味(解釈)と用途,主応力の用途
6)CAE解析結果を利用した疲労強度計算方法 など
講師の言葉
材料力学を習っていない方のためと,習っている方に対してはそのおさらいして材料力学全般を説明します。
機械の部品が1回荷重ないし数回の荷重で破断した場合,その機械は試運転時にあるため比較的容易に対策できます。一方,金属疲労で破断した場合,破断時期は稼働開始から半年以上経過した段階であるためその機械は生産ラインなどで稼働を始めており,その損失は人件費を含めると1回荷重より2桁上昇します。金属疲労破断を防止するための設計計算方法を,実習を交えながら詳しく説明します。特に応力集中と平均応力により疲労強度が低下する要因を考慮した計算手順を説明します。
最近は強度計算にCAE解析(有限要素法)を使う機会が増えたため,CAE解析を使うにあたって注意すべき点を説明し,CAE解析結果を利用した疲労強度計算方法を説明します。