主観的感性客観データえる

官能評価触覚センシング実践手法
~調査設計・バイオミメティック計測・機械学習を用いた手触り推定から商品開発への応用事例まで~

【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

~化粧品、食品、繊維、自動車、生活用品、ロボットの高付加価値な製品開発に直結させる~

「しっとり」「さらさら」「なめらか」その感覚、数値で説明できますか?

商品開発で避けて通れない“人の感性”を、再現性のある客観データへ。本セミナーでは、官能評価の調査・質問紙設計から、触覚センシング、個人差の補正、さらに機械学習による「手触り」の推定までを体系的に解説します。明日からすぐに使える実践知を習得できます。

セミナー申し込み
開催日 2026年10月30日(金)
開催時間 10:00 〜 16:00
会場 ※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円


※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

山形大学大学院 理工学研究科 バイオ・化学工学専攻 博士(工学) 教授 野々村 美宗 先生

元 花王株式会社  11年間メイクアップ化粧料、皮膚洗浄料の商品開発を担当

略歴

1996年 慶應義塾大学 大学院 後期博士課程 修了
1996年 花王株式会社 入社 11年間メイクアップ化粧料、皮膚洗浄料の商品開発を担当 元 花王株式会社 主任研究員
2007年5月 山形大学 大学院理工学研究科 バイオ化学工学専攻 准教授
2017年4月 山形大学 大学院理工学研究科 バイオ化学工学専攻 教授

学協会等
日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 幹事
日本油化学会 理事
日本物理学会
化学工学会
日本化粧品技術者会
日本香粧品学会
色材協会
トライボロジー学会

著書
『化粧品・医薬部外品・医薬品のための界面化学』 (フレグランスジャーナル社)

メディア出演
・しっとりってなに? NHKチコちゃんにしかられる! 2020年2月7日
・“手触り”を見える化する測定器 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト【トレたま】 2023年4月19日

受講概要

プログラム

1.官能評価とは?

・なぜ官能評価をするの? 官能評価の長所と短所

・調査設計が全く違う! 分析型官能評価と嗜好型官能評価

・官能評価の前に必ずやろう 倫理審査

 

 

2.官能評価に影響を及ぼすファクターとそのコントロール

・どっちがおすすめ? 独立評価と比較評価

・評価の条件どうしよう? 部屋の温度・湿度、試料数と提示法、被験者の数から被験者の選び方と数

・どんな聞き方をしたらいい? 評価に使うことばの選び方

・官能評価の尺度と特徴

・これは書かなきゃ! 官能評価の用質問紙の作り方と具体例

 

 

3.官能評価研究の最前線

・適切さを考慮した触覚語彙集の構築

・被験者ごとの評価基準の違いを補正する線形混合モデルLMM

・時系列官能評価法による化粧品塗布中の感触の変化

・結婚式の雰囲気の時系列官能評価 感動曲線描画法

・感触用語を使わなくても大丈夫! 化粧品原料の保湿感の閾値調査

 

 

4.手触り・触感のメカニズムと触覚センシング

・ ヒトはどうやって触覚を感じるのか?

・ ヒト皮膚中の触覚受容器とその特性

・ 若者と中高年、男性と女性で官能評価の傾向が違うのはなぜ?

・ 商品開発の現場で使われている触覚センシングシステムと特徴

 

 

5. 触覚センシングの最新動向

・ ヒトはなぜ多彩な触感を感じるのか?

・ ヒトの皮膚の構造・物性と触わる動作を模倣せよ! バイオミメティック触覚センシングシステム

・ 官能評価をしながら物性・生理データを獲得しよう! 高速カメラとフォースプレート・筋電計からなるその場観察型触覚センシングシステム

・ ヒトはどんな化粧品を触った時にしっとり感・さらさら感を感じるの? 

・  摩擦と触感を利用してヒト皮膚と毛髪のトリートメント効果を評価

・  触覚センシングシステムは市販の化粧品の微妙なテクスチャーの違いを識別できるの?

・  機械学習を利用した物性データからモノの手触りを推定しよう

・ 化粧筆の摩擦ダイナミクスと触感

・ デニム・繊維の摩擦ダイナミクスと触感

・ 触覚センシングシステムの食べ物評価への横展開:エマルション型食品の摩擦特性とハンバーグのジューシー感

 

Q&A

受講形式

WEB受講のみ

※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

業種業界に関わらず本テーマに関心のある方であれば制限はありません。

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)官能評価の目的
2)官能評価用のアンケートの設計方法
3)触覚認知のメカニズム
4)触覚センシング
5)触覚に着目した商品開発の事例 など

講師の言葉

 本講演では、主観に依存しがちな感覚評価を再現性のある客観データへと昇華させ、高付加価値な製品開発に直結させる実践的アプローチを解説します。
 しっとり感・さらさら感などの手触りの評価は、個人差や物理量との対応付けの難しさが分野を問わず大きな障壁となっています。本講演では、調査設計や質問紙作成の基礎から、線形混合モデルによる個人差の補正、時系列評価などの先端手法を提示します。さらに、ヒトの触覚受容器メカニズムに基づいて、バイオミメティック触覚センシングやその場観察型システム等の物理計測手法を説明します。

 化粧品、食品、繊維、自動車、生活用品、ロボットから、それらの質感を左右する原材料・部品分野までを対象に、摩擦ダイナミクスと触感の関係を解き明かし、物性データから手触りを高精度に推定する機械学習モデルまで体系化的に説明します。官能評価・物理計測・AI技術を統合して、感性価値の定量化と推定を実現する本手法は、幅広い産業分野の研究開発において感覚評価の曖昧さを打破し、圧倒的な製品差別化と開発効率化をもたらすでしょう。

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